【選手紹介】アレクサンダー・ズベレフのプロフィール、プレースタイル、使用しているラケット、シューズについて

本ページではアレクサンダー・ズべレフ選手のプレースタイル、使用しているラケット、シューズなどの紹介を行います。
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プロフィール

アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)は、1997年4月20日にドイツ、ハンブルクで生まれました。身長6フィート6インチ(198cm)のテニス選手の中でも長身の選手で、右利きです。バックハンドは両手打ち。
2013年にプロのテニスキャリアをスタートさせ、その後着実に成績を上げています。
キャリア最高ランクは2022年に記録した2位。
2021年に開催された東京オリンピックでは金メダルを獲得しました。
ファンの皆さんはサーシャ(Sascha)という愛称で呼んでいますね。

プレースタイル

ズベレフ選手は非常にパワフルなベースラインプレーヤーで、長身を生かしての高い打点から強烈なボールを打ち込みます。
スイングスピードも速く、フォアハンドは腕を伸ばした(ストレートアーム)キレイなフォームが特徴です。
腕を伸ばして打つ選手は有名どころだと他にもフェデラー選手、ナダル選手、アルカラス選手がいます。
2023年の木下ジャパンオープンテニスを現地で観戦した際に、フォアハンドでのフラットドライブ系のボールが物凄く早かったのが印象的でした。特にバックハンドストロークが注目されています。彼のサーブも非常に効果的で、速度と正確性を兼ね備えています。
もちろん、サーブも得意な選手で220 km/h (140 mph) を超えるファーストサーブを武器にしています。
以前はダブルフォルトが目立つ印象でしたが、最近はそんなことも無くなりましたね。

使用ラケット

ズべレフ選手が使用しているラケットは、ヘッドのグラビティプロ(HEAD GRAVITY PRO)です。
グラビティプロは他にもルブレフ選手が使用しています。

ラケットスペック
重さ(ウエイト) 平均315g
バランス 平均31.5cm
サイズ/レングス 27.0インチ
フェイス面積 100平方インチ
フレーム厚 20.0mm
ストリング・パターン 18x20

 

使用シューズ

ズべレフ選手が使用しているシューズは、アディダスのアディゼロ ウーバーソニック 4(ADIDAS ADIZERO UBERSONIC 4)です。
このシューズはコート上でのスピードを追求して設計されています。
以下、メーカー公式の説明文です。


コートでのあらゆるプレーで敏捷性を発揮できる。スピードを重視して設計された足をぴったりと包むウーブンメッシュアッパーは、内側から補強を施し、プレー中のスライディングやサイドステップなどの機敏な動きで安定性を発揮。耐久性に優れたアウトソールにはLightstrikeミッドソールを合わせているから、地面の感触が足裏に伝わりやすく、クイックな反応が可能になる。


軽量化しつつも耐久性があり、安定感を両立しています。ということですね。
ちなみにウェアもアディダスを着用しています。

 

実績

ズべレフ選手のグランドスラムの最高成績は2020年の全米オープンの準優勝(優勝はティーム選手)です。
ツアーファイナルでは2018年、2021年に優勝しています。
マスターズ1000では5回優勝しています。
前述のとおり、オリンピックでは2021年東京オリンピックで優勝しています。
このまま調子を上げ、グランドスラム優勝、ランキング1位も見えてくるかと思っていた矢先の2022年全仏オープンの準決勝にてナダル選手との激戦の中で足首の靭帯断裂という大けがを負ってしまい、シーズン終了。
その後、2023年からツアー復帰を果たし、全仏オープンではベスト4まで進みますが、本調子にはなっていないという所です。(2023年11月時点。)

おわりに

本記事ではズべレフ選手のプロフィールを紹介しました。
アレクサンダー・ズベレフはまだ若い選手であり、フェデラー選手、ナダル選手、ジョコビッチ選手、マレー選手のいわゆるBIG-4全盛の時にプロのキャリアをスタートしました。
BIG-4からの世代交代の話題が出てくる中で、次世代を担う選手の一人です。
怪我前の状態を取り戻せればグランドスラムの優勝も十分可能性のある選手なので、今後も彼の成長を楽しみにしています。

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