【選手紹介】ノバク・ジョコビッチのプロフィール、プレースタイル、使用しているラケット、シューズについて

本ページではノバク・ジョコビッチ選手のプレースタイル、使用しているラケット、シューズなどの紹介を行います。

 

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プロフィール

ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)は、1987年5月22日生まれのセルビア出身の選手です。身長6フィート2インチ(188cm)で、テニス選手の中では平均的な身長です。利き手は右利きで、バックハンドは両手打ちです。
2003年にプロのテニスキャリアをスタートさせ、数々の大会に優勝。長年世界のトップ選手としての地位を確立しています。
キャリア最高ランクは2011年に1位を記録して以降、上位を維持。2017年-2018年に怪我によりトップ10を逃す時期がありましたが、その後、見事復活。
2023年も年間1位を獲得し、現在も1位を維持しています。
ファンの皆さんはノーレ(Nole)という愛称で呼んでいますね。
因みにグルテンに対するアレルギーに気が付いて以降はグルテンフリーの食事をとり、健康管理に非常に力を入れています。

プレースタイル

ジョコビッチはオールラウンドプレーヤーで、苦手なショットがありません。特にバックハンドのリターンやディフェンス能力、そしてストロークの安定性が特徴です。
と言いつつ、チャンスボールは逃しませんし、ディフェンスからオフェンスへの切り替え、厳しいボールのカウンターショットは他の多くの選手には無い武器です。
また、彼のサーブも優れており、速度と正確性を兼ね備えています。ジョコビッチは戦術的にも非常に優れており、試合の流れを読みながら相手をコート内で操る能力に長けています。
また、ジョコビッチ選手の特徴として、怪我が少ないという面もあります。
これは彼の身体の柔らかさから来るものだと思いますが、厳しいボールも足をストレッチさせて返すシーンは驚愕です。
(体操選手顔負けの柔軟性ですね。)
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また、感情を全面に出してプレーするのも特徴でラケットを壊したり、審判に対して文句を言っているシーンもよく見ますね。


使用ラケット

ジョコビッチ選手が使用しているラケットは、ヘッドのスピードプロ(HEAD SPEED PRO)です。

ラケットスペック
重さ(ウエイト) 平均310g
バランス 平均31.0cm
サイズ/レングス 27.0インチ
フェイス面積 100平方インチ
フレーム厚 23.0mm
ストリング・パターン 18x20

使用シューズ

ジョコビッチ選手が使用しているシューズは、アシックスのCOURT FF 3 NOVAKです。
このシューズはスピードと安定性を両立したシューズです。
(ジョコビッチ選手は以前はより重いというか、安定性を重視したシューズを好んでいた印象がありますが、よりやや軽量化された
    シューズに代わっていますね。この辺りは、軽量と安定性を両立されたメーカー側の進化かもしれません。)
以下、メーカー公式の説明文です。


力強いスイングとショットの間の素早いリカバリーをサポートするために設計されています。安定した着地を生み出し、身体にかかる負荷を軽減します。その結果、力強いスイングを生み出すために、より多くのエネルギーを注力することが可能となります。スムーズなクロスオーバーステップを行うために、より短い時間でより迅速なターンを実行することができます。アウターソールのグリップとTWISTRUSSサポートシステムは、より多くの力で地面を蹴り出すことが可能となります。これにより、素早く元の態勢に戻し、よりスムーズに正しいポジションに戻ることができます。


軽量化しつつも耐久性があり、安定感を両立しています。ということですね。
ちなみにウェアはラコステを着用しています。

実績

ジョコビッチ選手のグランドスラムの優勝回数は2024年2月時点で24回。年間グランドスラム(1年間ですべてのグランドスラムを優勝)は達成していないものの、全てのグランドスラムに複数回優勝した選手はジョコビッチ選手とラファエル・ナダル選手だけです。
世界ランキング1位通算在位は歴代1位で今も更新中。
唯一、オリンピックの金メダルだけは逃しており、最高成績は2008年の北京オリンピックの銅メダルです。
2024年のパリオリンピックはもちろん金メダルを狙っているはずです。



関連書籍

前述のとおり、ジョコビッチ選手はグルテンアレルギーがあり、それを改善してからテニスの成績が大幅に向上しました。
彼の食事に関する書籍が出版されていますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

また、ジョコビッチ選手の強靭なメンタルの裏にあるバックボーン。半生を綴った書籍(いわゆる評伝)も出版されています。
彼の人生やセルビアについて興味がある方はチェックしてみてください。
この本を読むと彼への印象が変わるかもしれません。

おわりに

本記事ではジョコビッチ選手のプロフィールを紹介しました。
ジョコビッチ選手はフェデラー選手、ナダル選手、マレー選手と共にBIG4という時代を築き上げ、今もトップに君臨しています。
強靭な精神力持ち、闘争心を全面に出した戦い方(時にはラケットを折ったり、観客席への文句など)、はっきりと態度に示す行動から、一部のファンには好まれていない一面もありますが、ボールキッズと一緒に傘に入るなど、優しさが垣間見えることも多々あります。
また、テニスの外では2013年には国連が4月6日を「平和と開発のためのスポーツの国際デー」とする決議を可決した際、世界のアスリートを代表して国連で演説を行ったほか、2015年にはユニセフ親善大使に就任。
その後も福祉活動に積極的に参加しており、尊敬すべき選手です。

GOAT(Greatest of All Time:史上最高の選手)は誰か。という議論で必ず名前が挙がるジョコビッチ選手。
今後も活躍を楽しみにしています。

 

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