【選手紹介】カルロス・アルカラスのプロフィール、プレースタイル、使用しているラケット、シューズについて

本ページではカルロス・アルカラス選手のプレースタイル、使用しているラケット、シューズなどの紹介を行います。

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プロフィール

カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)は、2003年5月5日生まれのスペイン出身の選手です。身長183cmのテニス選手の中では平均的な選手で、右利きです。バックハンドは両手打ち。
2018年にプロのテニスキャリアをスタートさせ、瞬く間にツアー勝利を重ね、
2022年には全米オープンで優勝し、そのまま年間世界ランキング1位を獲得。
翌2023年にはウィンブルドン決勝でジョコビッチ選手を破り優勝しました。
まだ完全に体が出来上がっていないからか、怪我での欠場もありますが、間違いなく将来のテニス界を背負う選手の一人です。

 

プレースタイル

アルカラス選手は非常にパワフルなベースラインプレーヤーで、何より強烈なフォアハンドが特徴の選手です。
強打をした時のボールスピードは現在の男子ツアーでもトップレベルにあると思います。
かと思いきや強烈なスピンのかかったボールも打つので、対戦相手としては対応に苦労するはず。
さらに安定感のあるバックハンドとナダル選手を彷彿とさせる素晴らしいフットワークを武器にしています。
スイングスピードも速く、フォアハンドは腕を伸ばした(ストレートアーム)キレイなフォームが特徴です。
腕を伸ばして打つ選手は有名どころだと他にもフェデラー選手、ナダル選手、ズベレフ選手がいます。
また、タッチショットも得意で相手の意表を突いたドロップショットが物凄くうまいです。
(ちなみにコーチは同郷の元世界ランキング1位のファン・カルロス・フェレーロさん)
今後の改善ポイントとしてはサーブぐらいでしょうか。(もちろん高いレベルではありますが。)

使用ラケット

アルカラス選手が使用しているラケットは、バボラのピュアアエロ(Babolat Pure Aero 98)です。
2021年から98インチに変更しており、それまでは100インチのピュアアエロを使用していました。

ラケットスペック
重さ(ウエイト) 平均305g
バランス 平均31.5cm
サイズ/レングス 27.0インチ
フェイス面積 98平方インチ
フレーム厚 21.0-23.0-22.0mm
ストリング・パターン 16x20

 

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使用シューズ

アルカラス選手が使用しているシューズは、ナイキのズームヴェイパープロシリーズ(NIKE Air Zoom Vapor Pro)です。
ATP等のサイトでは2023年からズームヴェイパープロ2を使用していることになっていますが、実際に履いているのは2022年のヴェイパープロのようですね。。。
ファンとしては同じシューズを履きたいので、ひとつ前のシリーズも販売してほしいところです。
2023年モデルのズームヴェイパープロ2は前作までの要素を取り入れているとのことで、軽量化と安定性を両立さているようです。
以下、メーカー公式の説明文です。(個人的には抽象的な説明であまりピンと来なかったり。。。)


容赦ないラリーやどうしても負けたくない長時間のゲームを制するなら、ヴェイパー プロ 2が最適です。 オリジナルモデルのプロで人気だった要素をすべて継承しています。地面との一体感を生むデザインで、高反発のZoom Airクッショニングにより、コートのどこでもサーブを打ち返して得点することが可能。ヴェイパーらしい快適な履き心地で、硬いサーフェスでもフレッシュな状態をキープできます。


ちなみにより軽量化によせたズームヴェイパーライトというモデルもあります。
また、ウェアもナイキを着用しています。

実績

前述のとおり、アルカラス選手のグランドスラムの最高成績は2022年の全米オープンの優勝(準優勝はルード選手)、2023年のウィンブルドンの優勝(準優勝はジョコビッチ選手)です。
ツアーファイナルでは2022年は怪我のため欠場、2023年初出場です。
ちなみに、2021年の21歳以下のネクストジェネレーション・ツアーファイナルで優勝しています。
また、マスターズ1000では4回優勝しています。

おわりに

本記事ではアルカラス選手のプロフィールを紹介しました。
カルロス・アルカラスはまだ19歳という若さで世界ランキング1位になり、それまで最年少だったレイトン・ヒューイットさんの20歳9か月を更新しました。
フェデラー選手が引退、ナダル選手が怪我、マレー選手も全盛期の力を戻せておらず、ジョコビッチ選手の1強時代が続くかと思われている中でのアルカラス選手の出現は多くのテニスファンに世代交代を意識させたのではないでしょうか。
もちろん、まだまだ若く、体が出来上がっていないため、怪我の心配はありますが、徐々にツアーに慣れて、今後も数々のタイトルや最年少記録を作っていくと思いますので、今後も彼の成長を楽しみにしています。

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