ベストセラーラケットのバボラ ピュアドライブの2018年度版のラケットです。
前作から若干の変化を感じましたので、その部分を含め、感想を記載します。
スペック
デザインについて、初めて見たとき、驚きました。
前作のラケットも前々作からカラーリングが大きく変わったのですが、今回は、さらに変わりました。ブルーをベースに白と黒のカラー。
今回のデザインは結構好みが分かれそうです。
スペックは、今までの同様100平方インチ、300gの黄金スペックのラケットです。
ラケットスペック | |
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重さ(ウエイト) | 300g |
バランス | 32cm |
サイズ/レングス | 27インチ |
フェイス面積 | 100平方インチ |
フレーム厚 | 23.0~26.0mm |
ストリング・パターン | 16x19 |
ストローク
前作と比較すると打球感がかなり違いました。
前作のピュアドライブ2015は球離れが良い印象でしたが、今回のラケットは、ラケットが柔らかく、ボールを一度つかむ感覚が強くなりました。
また、飛びについても、前作より気持ち抑えられている感じです。
とはいえ、前作同様、ラケットにパワーがあるので、カウンターショットは打ちやすかったです。
ボールをつかむ感覚があるので、前作よりも若干、スピンをかけやすくなったかなという印象です。
ボレー
こちらも、前作のピュアドライブ2015とは違い、ボールをつかんでから離れるという感覚が強かったです。
前作と同じように打つと球が短くなるということが結構あり、ボールに当ててから、運ぶように打つと良いボールが打てました。
このあたりは、前作を使い慣れている方は慣れが必要になるのかなと思いました。
運ぶように打つことで、しっかりとボールをコントロールすることができました。
また、速いボールに対しては、面を合わせるだけでもラケット自体のパワーで良いボールを返すことができました。
サーブ
サーブに関しても、相変わらず、速いフラットサーブを打つことができました。
スピン系のサーブについては、ボールをつかむ感覚があるため、前作のピュアドライブ2015よりもスピンがかけやすく感じ、コートから追い出すようなスライスサーブや、高く跳ねるスピンサーブを簡単に打つことができました。
まとめ
ストローク、ボレー、サーブのどれも打ちやすく、やはり、完成度の高いラケットであると思いました。
ただ、前作のピュアドライブ2015の打球感が好きな方は、打球感がかなり違うので、一度試打をしてから乗り換えるか検討した方が良いかなと思います。
前作のピュアドライブが好きな方は、まだ残っているうちに買い足しておくのも手かと思います。
また、前作までのピュアドライブは、飛びすぎて使わなかった方について、今回のピュアドライブは抑えが効く感じがあるので、試してみると良いかと思います。
・鋭いボールに対してもカウンターショットが打ちやすい。
・スピン系のサーブがとても打ちやすい。