プレースタイル
ティエン選手は左利きを生かしてのラリーの組み立てがとても上手いです。爆発的なショットで勝負するというよりも精度の高い球と、フットワークを武器にしています。
サーブは左利き選手特有のスライスサーブを主体としています。(アマチュアレベルでもサウスポーのスライサーブを武器にしている方も多いですよね。サウスポーの人はとにかくサーブはスライス極めればそれだけで強力な武器になります。。)
2025年前半の頃のサーブはトロフィーポーズをとった時の左手の肘から先が若干外側に流れる癖がありましたが、最近はそれがなくなり、より自然なフォームになっています。
ちなみに、現在のコーチはかつて錦織選手のコーチをしていた、マイケル・チャンさんです。
ティエン選手のコントロールの正確性を示す面白い動画がありますので、紹介します。
2025年10月の上海マスターズでのイベントで、ストロークでボールを穴に通すというもの。ティエン選手の他にも、ズベレフ選手、ルーネ選手、デミノー選手、メドベージェフ選手たちも挑戦しています。
主な戦績
2025年: 100位圏外から一気トップ20へ
ティエン選手は、2022年にプロ転向をし、2024年終了時のランキングは122位でした。
そこから全豪オープンでメドベージェフ選手に勝利し、最終的に4回戦まで進みました。その後も、ATP500のアカプルコでの準決勝進出、500北京での決勝進出、マスターズカナダでの4回戦進出、ATP250メッツでの優勝などなど、素晴らしい成績を残し、最終的に自己最高の28位でシーズンを終えました。
- 全豪オープンで4回戦進出(予選勝ち上がりからメドベージェフ選手を撃破)
- アカプルコでズベレフ選手に勝利
- メッツでツアー初優勝(ATP250)
- Next Gen ATP Finals 2025で優勝
2026年: 好調を維持し、自己最高ランクへ
2026年に入っても好調を維持し、シーズン最初のグランドスラムである、全豪オープンでまたしてもメドベージェフ選手と対戦、見事勝利を収め、準々決勝に進出しました!
結果、自己最高ランキングの23位を獲得しています。
- 全豪オープンでベスト8進出
- マスターズ1000 インディアンウェルズで勝利し、50勝目(ツアーレベル)を達成
使用ラケット
ティエン選手が使用しているラケットは、ウィルソンのウルトラ100(Wilson Ultra 100)です。(昨年までは同じウィルソンのブレードを使用していました。)
| ラケットスペック |
| 重さ(ウエイト) |
平均300g |
| バランス |
平均32.0cm |
| サイズ/レングス |
27.0インチ |
| フェイス面積 |
100平方インチ |
| フレーム厚 |
24.0-26.5-24.5mm |
| ストリング・パターン |
16x19 |