2024年パリオリンピックテニスドロー表、注目選手

本ページでは2024年7月から開幕のパリオリンピック大会のテニス競技について紹介します。

 

 

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大会概要

2021年の東京オリンピックから早3年、ついに100年ぶりにフランスのパリでオリンピックが開催されます。
フランスと言えば、グランドスラムの1つである、全仏オープンが開催される場所であり、オリンピックにおいても同一の会場である、ローランギャロスで行われます。
全仏オープンと同じ会場かつ、開催がちょうど2か月の5月26日~6月9日でしたので、選手としては戦いやすいのではないでしょうか。
ただし、全仏オープンの男子が5セットマッチなのに対して、オリンピックは全て3セットマッチとなっています。

 

トーナメント表(男子シングルス)


こちらが男子シングルスの1回戦の組み合わせです。(見難いですね。。。)

男子シングルス(トップハーフ)

N・ジョコビッチ (セルビア)
M・エブデン (オーストラリア)

 

M・フチョビッチ (ハンガリー)
R・ナダル (スペイン)

 

M・ラオニッチ (カナダ)
D・ケプファー (ドイツ)

 

M・アルナルディ (イタリア)
A・フィス (フランス)

 

S・バエス (アルゼンチン)
T・モンテーロ(ブラジル)

 

C・ユーバンクス (アメリカ)
B・ハッサン (レバノン)

 

M・エチャルギ (チュニジア)
D・エバンス (イギリス)

 

J・ベルグス (ベルギー)
S・チチパス (ギリシャ)

 

A・ズベレフ (ドイツ)
J・ムナール (スペイン)

 

T・マハツ (チェコ)
J・ジェン (中国)

 

S・ワウリンカ (スイス)
P・コトフ (ロシア)

 

A・ポピリン (オーストラリア)
N・ジャリー (チリ)

 

L・ムゼッティ (イタリア)
G・モンフィス (フランス)

 

M・ナヴォーネ (アルゼンチン)
N・ボルジェス (ポルトガル)

 

J・ドレーパー (イギリス)
K・錦織 (日本)

 

A・ブブリク (カザフスタン)
T・フリッツ (アメリカ)


なんと2回戦でジョコビッチ選手とナダル選手が当たる可能性があります。
そして錦織選手はまたも2回戦でフリッツ選手と。。(昨年のアトランタでも当たりましたね。)
第3シードはズベレフ選手ですが、3回戦で全仏優勝経験のあるワウリンカ選手と当たる可能性があります。


男子シングルス(ボトムハーフ)

C・ルード (ノルウェー)
ダニエル太郎 (日本)

 

P・マルティネス (スペイン)
A・パパッソーリ (イタリア)

 

F・セルンドロ (アルゼンチン)
T・バリオス ペラ (チェコ)

 

F・マロジャン (ハンガリー)
U・アンベール (フランス)

 

F・オジェアリアム (カナダ)
M・ギロン (アメリカ)

 

D・ラヨビッチ (セルビア)
M・マルテレル (ドイツ)

 

R・ハッサ (オランダ)
S・オフナー (オーストリア)

 

R・ヒジカタ (オーストラリア)
D・メドベージェフ (ロシア)

 

A・デミノー (オーストラリア)
J・ストルフ (ドイツ)

 

C・ムーテ (フランス)
S・ナガル (インド)

 

J・メンシク (チェコ)
A・シェフチェンコ (カザフスタン)

 

L・ダルデリ (イタリア)
T・ボール (アメリカ)

 

A・タビロ (チリ)
R・サフィクリン (ロシア)

 

T・エチェペリ (アルゼンチン)
T・サイプチビルチ (ブラジル)

 

T・グリークスプア (オランダ)
C・ノリー (イギリス)

 

H・ハビブ (レバノン)
C・アルカラス (スペイン)


こちらは1回戦でダニエル太郎選手が第6シードのルード選手と対戦します。
第4シードのメドベージェフ選手は3回戦でオジェアリアシム選手と当たる可能性があります。
2024年の全仏、ウィンブルドンと連続で優勝している第2シードのアルカラス選手は2回戦で元世界ランキング8位のノリー選手と当たる可能性があります。



シート選手は以下の通りです。
※()7月22日時点の世界ランキング

1 ノバク・ジョコビッチ(2)
2 カルロス・アルカラス(3)
3 アレクサンダー・ズベレフ(4)
4 ダニル・メドベージェフ(5)
5 アレックス・デミノー(6)
6 キャスパー・ルード(8)
7 テイラー・フリッツ(11)
8 ステファノス・チチパス(12)
9 トミー・ポール(11)
10 ウーゴ・ユンベール(15)
11 ロレンツォ・ムゼッティ(17)
12 セバスチャン・バエス(18)
13 フェリックス・オジェ アリアシム(19)
14 アルトゥール・フィス(20)
15 アレハンドロ・タビロ(21)
16 ニコラス・ジャリー(24)

ダニエル 太郎(90)
錦織 圭(435) (PR)

 

 

注目選手

大会の注目選手を紹介します。

 

カルロス・アルカラス

優勝候補として注目されるのは、なんといっても2024年の全仏オープンで優勝しているアルカラス選手でしょう。
ウィンブルドンでも優勝しており、好調を維持しています。
ドローとしても悪くないので、十分に優勝の可能性があります。
唯一の懸念事項としては、怪我などのフィジカル面ですね。このままの勢いで金メダルを取ることができるのか注目です。

 

ラファエル・ナダル

全仏オープン最多優勝を誇り、全仏オープンと言えばナダル選手。ナダル選手と言えば全仏オープン。というぐらいローランギャロスでは絶対的な選手です。オリンピック開会式で聖火ランナーとしてジダンさんから聖火を受け取るという、フランス国民の皆さんからも認められている選手です。
近年は怪我の影響で思うような結果を出せずに、(明言はしていませんが)最後のローランギャロスになる可能性があり、ファンの皆さんから惜しむ声が上がっています。
ドローとしては、2回戦でジョコビッチ選手と当たる可能性があり、非常に厳しいドローではありますが、もう一度赤土で躍動するナダル選手に期待しています。
因みに、ナダル選手はアルカラス選手とダブルスを組んでおり、こちらも非常に楽しみです。

 

ノバク・ジョコビッチ

グランドスラム最多優勝を誇るジョコビッチ選手。今シーズンはかつてのような絶対的な力を発揮する場面が少なく、ウィンブルドンでも1st、2ndセットではメンタルかフィジカル面からなのか、アルカラス選手に押され気味でした。このままあっさり負けてしまうのかと思いきや、3rdセットでは、ギアを上げ接戦に持ち込んだのは流石です。(そもそも37歳でトップレベルにいるのが驚異的。。。)
ドローとしては、2回戦でナダル選手と当たる可能性があり、その後も、チチパス選手、ズベレフ選手等、厳しい組み合わせではありますが、オリンピックでの初優勝という思いは強いはずで、フィジカル、メンタルが戻ればゴールデンスラムという男子としては初の偉業を達成することも夢ではありません。

アンディ・マレー

元世界ランキング1位で、全仏オープンの最高成績は2016年の準優勝(優勝はジョコビッチ選手)のマレー選手。
度重なる怪我、人工股関節によるリハビリ等に苦しんできましたが、奇跡のカムバックを果たした選手です。しかし、ついにパリオリンピックで引退を発表しました。
シングルスには出場しませんが、エバンス選手とのダブルスに出場予定です。
なんと1回戦は錦織・ダニエル太郎ペアとの対戦となり、ワクワクしつつも、なんとも複雑な心境です。
イギリス人初となる世界ランキング1位、77年ぶりのウィンブルドン優勝と輝かしい記録を残しているマレー選手。
最後の試合でも頑張ってほしいです。

アレクサンダー・ズベレフ

2024年の全仏オープンで準優勝という記録を残したズベレフ選手。
決勝はアルカラス選手にフルセットの末惜しくも敗れてしまいました。
そもそも、この全仏では1回戦でいきなりナダル選手と当たってしまい、その試合に対して一度ピーク近くまで集中力を持って行ってしまったことで、その後の試合に苦労していた印象です。(2回戦目以降は接戦の試合も多かったです。)にもかかわらず決勝まで進んであと一歩というところまで行くのは流石です。
その後も調子は良さそうなので、東京オリンピックに続いて、2大会連続の優勝も十分期待できます。

錦織圭

もはや説明の必要はないでしょう。
BIG4全盛の時代に世界ランキング4位という偉業を達成した、日本のテニス界の歴史に残る選手です。
ここ数年は怪我から思うような成績が出ていませんが、復帰戦の内容を見る限り、ストローク力やテクニックではトップ選手に負けていません。
2回戦でフリッツ選手と当たる可能性があり、厳しいドローではありますが、無理せず一つ一つ戦ってほしいです。

 

いま、ご紹介した選手以外にも、ベテランのラオニッチ選手やワウリンカ選手、若手のムゼッティ選手、地元フランスの若きエースのフィス選手、日本のダニエル太郎選手などなど、注目選手がいっぱいで目が離せません!

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