プロスタッフ、ブレード、ウルトラといったシリーズを展開しているウィルソンですが、2019年に新たにシリーズに入ったCLASH(クラッシュ)。
ブレード以上のしなりとウルトラ級のコントロールというコンセプトのラケットです。
遅ればせながら打った感想を記載します。
スペック
ラケットの特徴として、重さが300gではなく、295gとやや軽い設計となっています。
また、バランスが平均31.0cmとトップライト（ラケット先端が軽い）のラケットです。
フレーム厚は24mmといわゆる黄金スペックらしい厚さですね。
| ラケットスペック | |
|---|---|
| 重さ（ウエイト） | 平均295g |
| バランス | 平均31.0cm |
| サイズ/レングス | 27インチ |
| フェイス面積 | 100平方インチ |
| フレーム厚 | 24.0mm |
| ストリング・パターン | 16x19 |
ストローク
ボールを打ってみて最初に感じたのはラケットが物凄くしなります。
打感としては、柔らかく、ラケットがボールを包むような感じです。
しなりつつもラケット自体にパワーがあるため、ボールを飛ばしやすく、相手の速いボールにもしっかリ対応できました。
通常のラリーではスピンもかけやすく、コントロールがしやすく感じました。
ただ、チャンスボールでスイングスピードを上げるとしなりが強く出て、若干コントロールに苦しむ部分がありました。
（これは慣れの部分もあるかもしれません。）
しなるラケットというと競技系のラケット厚が薄いラケットというイメージがありましたが、中厚ラケットでここまでしなるという
とても不思議な感覚でした。
ボレー
トップライトのラケットなので操作性がよくボレーが打ちやすかったです。
ストロークと同じく、打感が柔らかく、ボールがストリングに乗るような感覚なので、コントロールがしやすいです。
また、ラケットにパワーがあるので、苦しいボールに対してもしっかり相手コートへ返球することができました。
サーブ
操作性が良いのでラケットを楽に振り切ることができ、フラットサーブで早いスピードを出すことができました。
スピン系のサーブでも、回転をかけやすく、スライスで相手を追い出すようなサーブを打つことができるラケットです。
まとめ
とても打ちやすいラケットなので、他の黄金スペックのラケットと同じように万人受けするような使いやすいラケットというな感じです。
しかし、このラケットが他のラケット大きく違うのは何といっても「しなり」です。
この感覚は他のラケットでは味わえないと思いますので、気に入る人には離れられなくなると思います。
競技系のラケットのしなりが好きな人でパワーを求める人から初心者の人まで使用できるラケットだと思いますので、一度打ってみて欲しいラケットです。
・ボレーでもしなりを感じられ、コントロールがしやすい。
・操作性が良く、速いサーブ、スピンのかかったサーブが打てる。
主要な販売サイトは、以下から確認できます。
