【YONEX】EZONE 98 ラケットインプレッション

アンディ・マレー選手がヘッドからヨネックスのラケットに変更したことで話題となった、ヨネックスのイーゾーン。
本日は、そんなEZONEの98のラケット紹介を行います。
 

スペック

ラケットの特徴として、重さが黄金スペックに代表される300gではなく、305gとやや重い設計となっています。
ラケットのバランスは平均31.5cmです。
ラケット厚は均一ではなく、最も厚い部分は24.5mm、最も薄い部分は19.5mmとなっています。



ラケットスペック
重さ(ウエイト) 平均305g
バランス 平均31.5cm
サイズ/レングス 27インチ
フェイス面積 98平方インチ
フレーム厚 23.5/24.5/19.5mm
ストリング・パターン 16x19

ストローク

ファーストインプレッションはいきなりネットで「ボールが上がらない。」でした。
(EZONE100を打った時に、バボラのピュアドライブ系のラケットという印象があったので、似た感じかと思いつつ打ったので、驚きました。)
何なら、HEADのGravity Tour(グラビティツアー)の方がボールを上げやすいのでは?と思ったほどです。
ただ、しばらく打って弾道になれると、かなり打ちやすいです。
ラケットに程々のアシストがあり、早いボールを打とうと思うと簡単に打てます。
スピンはグリグリにかかるタイプではなく、どちらかと言うとフラットドライブ系のボールが打ちやすいです。
しっかりボールの食いつきも感じつつ、不快な振動もありません。
何とかラケットに当ててオフセンターになったボールも返すことができたので、ラケットのしっかり感を感じましたし、振動も大きく感じませんでした。
スライスもとても打ちやすく、リターンの時のスライスでの返球が思ったよりも低く良いボールを返すことができました。

ボレー

とても打ちやすいです。
ラケットのパワーアシストを感じつつ、抑えも効くので狙ったところに打てます。
早いボールに対してもしっかり面を作ることで良いボールを返せました。
このラケットはフレームがしっかりしているので、面ブレも感じませんでした。

サーブ

このラケットで一番驚いたのはフラットサーブを打った時のスピードです。
ピュアドライブを使ったときにサーブスピードのアップを感じましたが、体感でそれ以上のスピードが出ました。
(実際測ってないので、体感です。)
回転系のサーブを打った時もしっかり回転がかかりました。

まとめ

以前、EZONE100は打ったことがあり、弾き系のラケットの印象があったので、その印象で98を打ってみましたが、こちらの方が打ちごたえがしっかりあって、ストローク、ボレー、サーブ、リターンどのショットも打ちやすかったです。
305gなので、ある程度の力は必要になるとは思いますが、一般男性の方はもちろん、学生の方にもおすすめです。
(とても気に入ったので、最近のマイラケットになっています。)
もう少しラケットのパワーが欲しい人はEZONE100を使うのも良いと思います。
因みに、EZONE100はキャスパー・ルード選手、望月慎太郎選手、木村剛一選手、ベリンダ・ベンチッチ選手達が使っています。
EZONE98を使っているのは、ニック・キリオス選手、タナシ・コキナキス選手、ベン・シェルトン選手、リンキー・ヒジカタ選手、大坂なおみ選手、柴原瑛菜選手などなど、本当に多くの選手が使用しています。
最近でも、どんどんヨネックスのラケットを使っている選手が増えました。
日本のブランドが世界のトップ選手に認められるのはうれしいですね。

ポイント
・打感は程々でしっかり打ちごたえがありつつ、ストロークでは、スピードのあるフラットドライブ系のボールが打てる。
・ボレーでは、面が安定しているため、相手の速いボールにも打ち負けない。
・フラットサーブの速度アップは驚異的。

EZONEのラケットはスカイブルーカラーで展開していましたが、2024年に新色のアクアナイトブラックを出しました。(トップの写真はスカイブルーです。アクアナイトブラックカッコいい。。)
主要な販売サイトは、以下から確認できます。


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