
こんにちは。本記事では、2025年の上海マスターズを世界204位の予選上がりから制したバランタン・バシュロ選手のプロフィール、戦績、プレースタイル、使用しているラケットやストリングについて紹介します。
モナコの選手で、2026年9月30日から始まるジャパンオープンにもエントリーしています。
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バランタン・バシュロ選手の3行まとめ
- 2025年の上海でマスターズ1000史上もっとも低いランキングでの優勝
- 決勝の相手はいとこのリンデルクネシュ選手。準決勝ではジョコビッチ選手に勝利
- ラケットはYONEX VCORE 100、ストリングはPOLYTOUR PRO 125
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | バランタン・バシュロ(Valentin Vacherot) |
| 生年月日 | 1998年11月16日(27歳) |
| 国籍 | モナコ |
| 身長 | 193cm |
| 利き手 | 右利き・両手バックハンド |
| プロ転向 | 2021年 |
| コーチ | ベンジャマン・バレレ |
| 自己最高 | 16位(2026年5月4日) |
生まれはフランスのロクブリュヌ=カップ=マルタンですが、代表としてはモナコでプレーしています。16位はモナコの選手として史上最高の順位です。
プロ転向は2021年と遅く、それまではテキサスA&M大学でプレーしていました。
世界204位からの2025年上海マスターズ優勝
バシュロ選手の名前が知られたのが、2025年10月の上海マスターズ(マスターズ1000)です。当時のランキングは世界204位で、本戦の出場権も無く予選から入りました。
予選を勝ち上がり、本戦でも7試合を勝ち抜いて優勝しました。
| ラウンド | 相手 | スコア |
|---|---|---|
| 1回戦 | ジェレ | 6-3, 6-4 |
| 2回戦 | ブブリク(第17シード) | 3-6, 6-3, 6-4 |
| 3回戦 | マチャク(第23シード) | 6-0, 3-1(棄権) |
| 4回戦 | グリークスプア(第31シード) | 4-6, 7-6(1), 6-4 |
| 準々決勝 | ルーネ(第11シード) | 2-6, 7-6(4), 6-4 |
| 準決勝 | ジョコビッチ(第5シード) | 6-3, 6-4 |
| 決勝 | リンデルクネシュ | 4-6, 6-3, 6-3 |
準決勝ではジョコビッチ選手をストレートで下しました。決勝は第1セットを落としたものの、逆転で優勝を決めています。
1990年以降のマスターズ1000で、もっとも低いランキングの優勝者です。予選から勝ち上がってマスターズを制したのは、1996年と2001年のハンブルクに続く3人目でした。モナコの選手がツアーで優勝したのも初めてです。
この結果でランキングは204位から40位台まで上がりました。
決勝の相手はいとこ、コーチは兄というテニス一家
上海の決勝で対戦したアルチュール・リンデルクネシュ選手は、バシュロ選手のいとこです。
家族にはほかにもテニス選手がいます。コーチを務めるベンジャマン・バレレ氏は異母兄で、こちらも元プロです。いとこにはWTAでプレーするクロエ・パケ選手もいます。叔母のヴィルジニー・パケさんも元プロ選手でした。
2026年はモンテカルロでベスト4
2026年は自己最高ランキングを16位まで上げました。
いちばんの結果が4月のモンテカルロ(マスターズ1000)です。地元モナコで開かれる大会で、2回戦でムゼッティ選手に7-6(6), 7-5、3回戦でフルカチュ選手に6-7(4), 6-3, 6-4、準々決勝でデミノー選手に6-4, 3-6, 6-3と勝ってベスト4に進みました。準決勝はアルカラス選手に4-6, 4-6で敗れています。
四大大会は全豪と全米で3回戦まで進みました。全豪は3回戦でシェルトン選手に4-6, 4-6, 6-7(5)、全米は3回戦でティアフォー選手に4-6, 2-6, 4-6で敗れています。
2月のアカプルコ(ATP500)ではベスト8に入り、準々決勝で第1セットを取りながらナカシマ選手に6-2, 2-6, 3-6で敗れました。
プレースタイルは長身からのサーブを軸にしたストローク
193cmの長身から打ち下ろすサーブが武器です。上海でジョコビッチ選手を破った試合でも、サービスゲームを一度もブレークされていません。
バックハンドは両手打ちで、サーブで優位に立ってからストロークで組み立てるタイプです。手足が長いぶん守備範囲も広く、上海では第1セットを落とした試合を4つ逆転しています。
使用ラケットはYONEX VCORE 100
バシュロ選手が使っているのは、ヨネックスのVCORE 100です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| フェイス面積 | 100平方インチ |
| 重量 | 300g |
| バランス | 320mm |
| フレーム厚 | 24.0-26.0-23.0mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
VCOREは、パワー重視のEZONE、コントロール重視のPERCEPTに対する、スピン重視のシリーズです。その中の100平方インチ・300gなので、スイートスポットが広く振り抜きやすいモデルです。
大学時代はバボラのピュアドライブを使っていて、その後ヨネックスに変えています。
ストリングはYONEX POLYTOUR PRO 125
ストリングはヨネックスのPOLYTOUR PRO 125を22.5キロ(およそ50ポンド)で張っています。
POLYTOUR PROは、打球感がマイルドでスピンもかかりやすい、ヨネックスのポリの中では中間な性能として位置しているストリングです。反発重視のPOLYTOUR FORCEほど飛ばず、極端なコントロール寄りでもないので、最初にヨネックスのポリを試す方にもピッタリです。
まとめ
- バランタン・バシュロ選手は1998年生まれ、モナコ代表の27歳です。
- 2025年の上海マスターズを世界204位の予選上がりから制しました。マスターズ1000では1990年以降でもっとも低いランキングでの優勝です。
- 準決勝でジョコビッチ選手を破り、決勝ではいとこのリンデルクネシュ選手を下しました。
- 2026年はモンテカルロでベスト4に入り、自己最高の16位まで上がりました。
- ラケットはYONEX VCORE 100、ストリングはPOLYTOUR PRO 125です。
2026年のジャパンオープンにもエントリーしています。193cmから打ち下ろすサーブが有明でどこまで通じるのか、注目です。










