フォンセカのラケットはVCORE 98?ストリング・市販モデルとの違いも解説

こんにちは。2026年5月、全仏オープン3回戦で大本命のジョコビッチ選手をフルセットの末に逆転で撃破したジョアン・フォンセカ選手。グランドスラムで10代の選手がジョコビッチ選手に勝利したのは史上初とのことで、一気に世界中のテニスファンから注目を集めています。

そんなフォンセカ選手の使用ラケットは、YONEXのVCORE 98。ただし、市販のVCORE 98を買えばフォンセカ選手と同じ感覚で打てるのか、というと、実はそう単純ではありません。

本記事では、YONEX公式情報・海外ギア専門サイトの見方をまとめた上で、一般プレイヤーが買って後悔しないための選び方を解説します。

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結論:フォンセカ選手のラケットはYONEX VCORE 98

  • フォンセカ選手の使用ラケットはYONEX VCORE 98
  • 使用ストリングはPOLYTOUR FORCE 130
  • 市販モデルと完全に同じとは限らず、プロ仕様の可能性あり
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フォンセカの使用ラケットはYONEX VCORE 98

YONEX公式の選手紹介ページによると、フォンセカ選手の使用ラケットはVCORE 98。ストリングPOLYTOUR FORCE 130です。

YONEXのVCOREシリーズは、ボールにスピンをかけやすく、振り抜きの良さが特徴のラケット。フォンセカ選手のような攻撃的なフォアハンドを軸にするストロークプレーヤーにピッタリ。

ただしYONEX公式も注記しているように、契約プロ選手の使用ラケットは「掲載モデルと異なる仕様、またはカスタマイズされたラケットを使う可能性がある」とのこと。詳しい話は次の項目で見ていきます。

市販VCORE 98と完全に同じとは限らない

海外のテニスギア専門サイトでは、フォンセカ選手のラケットについて以下のような意見も。

  • ストリングパターン:現行市販のVCORE 98は16×19ですが、フォンセカ選手のラケットは試合中の写真で16×20に見える、という指摘があります(Tennis Companion、Tennisnerd等)
  • 使用モデルの年式:YONEXが16×20のVCOREを最後に出したのは2016年のVCORE SV 98。そのため、フォンセカ選手のラケットは現行モデルではなく、過去モデルベースのプロストック(プロ選手専用品)の可能性が指摘されています
  • カスタマイズ:重量・バランス・グリップ形状などはプロ仕様に調整されている可能性

プロ選手が市販品をそのまま使うことはむしろ稀で、フォンセカ選手だけの特殊事情ではありません。多くのトッププロが、見た目は市販モデルでも中身はカスタマイズされたラケットを使っています。

つまり「市販のVCORE 98を買えばフォンセカ選手と完全に同じラケットを手に入れられる」とは限りません。

それでも市販のVCORE 98は、フォンセカ選手の使用シリーズと同じ系統。「フォンセカ選手と同じようなラケットで打ちたい」という目的なら、一度試しても良いと思います。

VCORE 98のスペックと特徴

YONEX公式情報をもとに、市販モデルのVCORE 98の基本スペックをまとめます。

項目 数値
ヘッドサイズ 98平方インチ
フレーム重量 305g
バランス 320mm
ストリングパターン 16×19
フレーム厚 23-23.5-22mm

VCORE 98の打感の特徴としては、主に以下の3点です。

  • スピン性能:自然にスピンがかかりやすい
  • コントロールとパワーのバランス:98インチのフェイスでコントロール重視、前作からフレーム厚がやや太くなり、パワーが向上
  • 振り抜き:98インチなので、振り抜きが良い

総合すると、「しっかり振り切れる人が、スピンと深さを両立しながら攻撃的に打つ」スタイルに合うラケットです。

VCORE 98はどんなプレイヤーにおすすめ?

VCORE 98がお勧めな方

  • 自分でしっかり振れる中級者以上の方
  • スピンをかけて深いボールで攻撃したい方
  • 305g前後の中重量級ラケットを問題なく扱える方

避けた方が無難な人

  • ラケットを「振り切る」感覚がまだ掴めていない初心者の方
  • 軽量ラケット(260〜290g)が好きな方
  • スピンよりフラットでパワーを乗せたいタイプの方

VCORE 98とVCORE 100、どちらを選ぶべき?

もっとパワーが欲しい方なら、VCORE 100もおすすめです。

項目 VCORE 98 VCORE 100
ヘッドサイズ 98平方インチ 100平方インチ
フレーム重量(ストリング無し) 305g 300g
バランス 320mm 320mm
ストリングパターン 16×19 16×19
フレーム厚 23-23.5-22mm 24-26-23mm

VCORE 100は5g軽くフェイス面積も2インチ広いので、

  • スイートスポットが広い
  • パワーを出しやすい

といった違いがあります。同じVCOREシリーズなので「スピンが乗りやすく、振り抜きが良い」という基本のベースは共通。フォンセカ選手のプレースタイルを意識しつつ、もう少し扱いやすさが欲しい場合の候補になります。

迷ったときは、両方試打するのが一番。スペック表だけでは判断しきれない打感の好みがあるので、実際に振ってみると感覚的にどちらが合うか分かります。(今回紹介今回したモデル以外にも、95、98L、100L、100D、102など様々なスペック展開をしていますので、それも踏まえて自分に合ったラケットを探してみてください。)

ストリングはPOLYTOUR FORCE

フォンセカ選手の使用ストリングは、POLYTOUR FORCE 130。(2026年に入ってからPOLYTOUR STRIKEの後継としてFORCEが登場しました。

POLYTOUR STRIKEはコントロール寄り、POLYTOUR FORCEはパワー寄りでガットが柔らかくなっています。

ただし、ポリエステルのガットは、競技者向けのガットなので、初心者には以下のようなデメリットもあります。

  • 硬く感じてボールが飛ばない
  • 肘や肩に負担がかかる
  • スピンがかからない

ポリエステルを使う場合、まずは45〜50ポンドあたりの少し緩めのテンションから始めるのが無難です。慣れてきたら少しずつテンションを上げる、または別のポリエステルを試すという順番がお勧めです。

ポリエステル系が硬すぎると感じる場合は、メインにポリエステル、クロスにマルチフィラメントを張る「ハイブリッド」という選択肢もあります。

まとめ:フォンセカに憧れるならどう選ぶ?

フォンセカ選手のラケット選びについて、3行で振り返ります。

  • フォンセカ選手の使用ラケットはYONEX VCORE 98(YONEX公式情報)
  • ただし市販品と完全に同じとは限らない、プロ仕様の可能性あり
  • VCORE98が辛い人は扱いやすさ重視でVCORE 100も比較検討するのがおすすめ

2026年は全仏オープン3回戦突破で一気に存在感を高めたフォンセカ選手。6月29日に開幕のウィンブルドンでも、プレーだけでなく使用しているギアも注目しながら楽しんでください。


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