
こんにちは。本記事では、2026年にモントリオールでマスターズ初決勝に進んだブランドン・ナカシマ選手のプロフィール、ルーツ、戦績、プレースタイル、使用しているラケットやストリングについて紹介します。
日系アメリカ人で、9月30日から始まるジャパンオープンにも出場します。
※当ページにはアフィリエイト広告が含まれます。
ブランドン・ナカシマ選手の3行まとめ
- 父が日系アメリカ人、母がベトナム出身。国籍はアメリカ
- 2026年はモントリオールでマスターズ初決勝、自己最高17位
- ラケットはYONEX VCORE 98
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ブランドン・ナカシマ(Brandon Nakashima) |
| 生年月日 | 2001年8月3日(25歳) |
| 出身 | アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ |
| 身長 | 188cm |
| 利き手 | 右利き・両手バックハンド |
| プロ転向 | 2019年 |
| コーチ | ウェイン・フェレイラ |
| 自己最高 | 17位(2026年8月24日) |
3歳のとき、祖父と近所の公園でボールを打ったのがテニスの始まりでした。ジュニアでは世界3位まで上がり、17歳でバージニア大学に進学しています。1年目に所属リーグの最優秀新人に選ばれ、そのままプロへ転向しました。
父は日系アメリカ人、母はベトナム出身
ナカシマという名字のとおり、父のウェスリーさんは日系アメリカ人です。カリフォルニア州の生まれで、ブランドン選手も同じくサンディエゴで生まれ育っています。
母のクリスティーナさんはベトナムの生まれで、5歳のときにアメリカへ渡りました。両親はどちらも薬剤師として働いています。弟のブライスさんもテニス選手で、オハイオ州立大学でプレーしていました。
つまり国籍はアメリカで、日本代表ではありません。日本にルーツを持つのは父方で、本人はアメリカ生まれのアメリカ育ちです。テニスを教えてくれた祖父はアン・ファムさんという名前で、こちらは母方にあたります。
2026年はマスターズ初決勝を含めベスト4以上が5回
2026年は自己最高ランキングを17位まで上げました。
8月のモントリオール(マスターズ1000)では準優勝しました。ホダル選手やダルデリ選手を破って勝ち上がり、自身初のマスターズ決勝に進んでいます。決勝はシェルトン選手に3-6, 6-7(4)で敗れました。
続くシンシナティ(マスターズ1000)でもベスト4に入っています。ここでは2回戦でメドベージェフ選手に6-7(3), 7-6(4), 6-1、準々決勝でフリッツ選手に7-6(9), 4-6, 6-3と、いずれも競った試合を取り切りました。準決勝はティアフォー選手に5-7, 3-6で敗れています。
それ以前にも、2月のアカプルコ、6月のクイーンズ、7月のワシントンでベスト4に入っています。いずれもATP500です。クイーンズとワシントンでは、どちらも準々決勝でデミノー選手を破りました。
2026年の四大大会は全仏の3回戦が最高で、全米は2回戦でミケルセン選手に3-6, 4-6, 4-6で敗れています。通算の最高成績は4回戦で、2022年のウィンブルドンと2024年の全米で記録しました。
ツアーのタイトルは2022年のサンディエゴ(ATP250)の1つで、2026年はまだ優勝がありません。同じ2022年には、21歳以下の若手が集まるNext Gen ATPファイナルズで無敗のまま優勝しています。
プレースタイルは両手バックハンドを軸にしたストローク
188cmの長身ですが、サーブで押し切るタイプではありません。ベースラインから両手バックハンドで展開するのが持ち味です。本人も得意なショットにバックハンドを挙げています。
ミスが少なく、長いラリーでも先に崩れません。2026年にデミノー選手を2回とも破っているのは、この安定感が効いた結果です。憧れの選手はフェデラーさんですが、プレーの中身はジョコビッチ選手に近いタイプです。
得意なサーフェスはハードコートで、2026年にベスト4以上に入った5大会のうち4つがハードコートでした。
日本とのつながりはジャパンオープンでの4度の本戦出場
ナカシマ選手はジャパンオープン(東京・有明)に2022年から通っています。日本人選手との対戦も2回ありました。
初出場は2022年です。1回戦で望月慎太郎選手を6-3, 6-2で破り、2回戦はチョリッチ選手に5-7, 2-6で敗れました。
2023年は当時のランキングの関係で予選からの出場になり、内山靖崇選手に6-7(6), 6-4, 3-6で敗れて本戦に届いていません。
2024年は1回戦で第7シードのティアフォー選手を7-5, 6-3で破りました。2回戦はウンベール選手に3-6, 2-6で敗れています。
2025年はさらに勝ち上がり、ベスト8に入りました。1回戦のトンプソン戦は第1セットを落としながら6-7(6), 7-6(4), 6-2で逆転し、2回戦もフツォビッチ選手に7-5, 6-3で快勝しています。準々決勝では第1シードのアルカラス選手に2-6, 4-6で敗れました。
2026年もエントリーしていて、本戦は9月30日から10月6日までです。父方のルーツがある国で、自己最高位に上がってからの姿を見られます。
使用ラケットはYONEX VCORE 98
ナカシマ選手が使っているのは、ヨネックスのVCORE 98です。ヨネックスの公式サイトでも、使用ラケットとして VCORE 98 が挙げられています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| フェイス面積 | 98平方インチ |
| 重量 | 305g |
| バランス | 315mm |
| フレーム厚 | 23.0-23.5-22.0mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
VCOREはヨネックスの中でスピンを担うシリーズです。パワーのEZONE、コントロールのPerceptに対して、回転のかけやすさを前に出しています。その中の98平方インチなので、スピンで押しながらコントロールも取れるモデルです。
ナカシマ選手はもともとバボラのピュアストライクを使っていましたが、2023年にヨネックスへ変えています。最初はEZONE 98で、そのあとVCORE 98に移りました。
ストリングはナチュラルガットとRPM BLASTのハイブリッド
ストリングはナチュラルガットとバボラのRPM BLASTのハイブリッドで、テンションは52ポンドと54ポンドです。
ハイブリッドにすることで、ナチュラルガットの柔らかさと球持ち、ポリのスピンとコントロールの良いとこどりができます。ラケットはヨネックスでも、ストリングは別メーカーという組み合わせです。
RPM BLASTは八角形の断面を持つポリで、スピンのかかりやすさが持ち味です。ナダルさんが長く使ったことでも知られています。
ウェアとシューズはFILAと契約しています。
まとめ
- ブランドン・ナカシマ選手は2001年生まれ、サンディエゴ出身の25歳です。
- 父が日系アメリカ人、母がベトナム出身で、国籍はアメリカです。
- 2026年はモントリオールでマスターズ初決勝に進み、自己最高の17位まで上がりました。
- ジャパンオープンには2022年から出ていて、2025年はベスト8に入っています。
- ラケットはYONEX VCORE 98、ストリングはナチュラルガットとRPM BLASTのハイブリッドです。
2026年のジャパンオープンにも出場します。父方のルーツがある東京でどこまで勝ち上がるのか、注目です。










