
こんにちは。本記事では、全米オープン2026の準々決勝4試合(日本時間9月9日)の結果をまとめます。
男子は第8シードのシェルトン選手が連覇を狙う第2シードのアルカラス選手をフルセットで破りました。試合が終わったのは現地時間の午前3時33分で、全米オープン史上最も遅い決着です。第11シードのティアフォー選手はミケルセン選手に2セットダウンから逆転勝ちし、準決勝はアメリカ勢同士の対戦になりました。女子は第1シードのサバレンカ選手が6年続けて準決勝に進み、ナバロ選手に逆転勝ちした第3シードのペグラ選手と対戦します。
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9月9日の準々決勝
- 第8シードのシェルトンはアルカラスに6-7(5), 6-1, 6-3, 1-6, 7-6(7)。午前3時33分の決着は全米史上最も遅い
- 第11シードのティアフォーはミケルセンに5-7, 3-6, 7-5, 6-3, 7-6(6)。2セットダウンからの逆転は全米の男子準々決勝では2014年のフェデラー以来
- 第1シードのサバレンカはノスコバに7-6(1), 3-6, 7-6(7)。6年連続の準決勝
- 第3シードのペグラはナバロに3-6, 6-4, 6-3。準決勝は3年続けてサバレンカと
シェルトンが王者アルカラスを撃破、史上最も遅い午前3時33分に決着
第8シードのベン・シェルトン選手が第2シードのカルロス・アルカラス選手を6-7(5), 6-1, 6-3, 1-6, 7-6(7)で下しました。試合時間は4時間28分。終わったのは現地時間の午前3時33分で、2022年の準々決勝でアルカラス選手自身がシナー選手と記録した午前2時50分を超え、全米オープン史上最も遅い決着になりました。
シェルトン選手はアルカラス選手にそれまで3戦全敗で、これが初勝利です。第1セットをタイブレークで落としましたが、第2セットと第3セットを連取しました。第4セットは1-6で落としたものの最終セットに持ち込み、10ポイント制のタイブレークを10-7で制しました。
アルカラス選手は手首のけがで4か月あまり離脱し、今大会が復帰戦でした。四大大会の連勝は18で止まっています。試合の終盤にはタオルに嘔吐する場面もあり、会見では「体が疲れていた」と話し、シェルトン選手をこう称えました。
今日の彼は、まさに怪物だった。シェルトンはとんでもない選手で、パワーがある。どんな場面でも本当に良いプレーをしていた
勝ったシェルトン選手は、オンコートインタビューで観客にこう語りかけています。
信じられない。ここは世界で一番のスポーツの街だといつも言っている。あそこにいる親友と姉が、朝6時から仕事じゃないことを願うよ
準決勝はティアフォー選手との対戦です。勝った方が四大大会の決勝に初めて進みます。
ティアフォーが2セットダウンからミケルセンに逆転勝ち
第11シードのフランシス・ティアフォー選手がアレックス・ミケルセン選手を5-7, 3-6, 7-5, 6-3, 7-6(6)で下しました。試合時間は4時間39分です。
ミケルセン選手は4回戦までの4試合で1セットも落としておらず、ベスト8に残った8人で唯一、無失セットで勝ち上がっていました。この日も第1セットと第2セットを連取し、第3セットは5-4から勝負を決めるサービスゲームを迎えました。しかしここでダブルフォールトを2本続けてブレークされ、ティアフォー選手にセットを奪われました。今大会で初めてセットを失ったのが、勝てば準決勝という場面でした。
第4セットもティアフォー選手が取り、試合は最終セットに入ります。ティアフォー選手は0-3とリードを許しましたが、そこから盛り返してタイブレークに持ち込みます。タイブレークでは7-4とリードを広げ、最後は135マイル(約217km/h)のエースで10-6と締めました。
ティアフォー選手が全米オープンで2セットダウンから勝ったのは、これが初めてです。準決勝進出は2024年以来で、全米では3度目になります。ミケルセン選手はフルセットにもつれた試合ではまだ勝てていません。ティアフォー選手は準決勝でシェルトン選手と対戦します。
試合後、ミケルセン選手はネット際でティアフォー選手の肩に顔をうずめて泣きました。ティアフォー選手はインタビューでこう話しています。
アレックスのことが本当に好きなんだ。だから、駆け寄って拳を合わせたかった
ミケルセン選手はそのときにかけられた言葉をこう明かしました。
彼はいろいろと個人的なことを言ってくれた。「君はここに来る。俺が年を取ったころには、君がここにいる」って
サバレンカがノスコバを振り切り6年連続の準決勝進出
第1シードのアリーナ・サバレンカ選手が第6シードのリンダ・ノスコバ選手を7-6(1), 3-6, 7-6(7)で下しました。全米オープンの準決勝進出は6年連続で、大会3連覇に向けて前進しています。準決勝ではペグラ選手と対戦します。
数字の上ではノスコバ選手が上回っていました。ウィナーは46本対42本、エースは18本対12本、取ったゲーム数も18対17でノスコバ選手が多かったのですが、勝ったのはサバレンカ選手でした。最終セットのタイブレークを10-7で取り、最後はセカンドサーブのエースで試合を終えています。
ノスコバ選手は今年のウィンブルドンで優勝しています。決勝で同じチェコのムホバ選手を6-2, 5-7, 6-3で下し、21歳での優勝は15年ぶりの最年少記録です。四大大会の王者同士の対戦は、フルセットの末にサバレンカ選手が制しました。
サバレンカ選手は試合後のオンコートインタビューで、この激闘をこう振り返りました。
なんて戦いなの。彼女は本当にすごい選手。こういう観客とタイブレーク、プレッシャーのかかる試合が、自分の自信とエネルギーになる
ペグラがナバロに逆転勝ち、準決勝は3年続けてサバレンカと対戦
第3シードのジェシカ・ペグラ選手が第26シードのエマ・ナバロ選手を3-6, 6-4, 6-3で下しました。試合時間は2時間21分。全米オープンでは2015年以来のアメリカ勢同士の準々決勝でした。
第1セットはナバロ選手が2度のブレークで先取しましたが、ペグラ選手が第2セットを取り返し、最終セットは1-2から4ゲームを続けて取って試合を決めました。今年は全豪オープンでも準決勝に進んでおり、1年に2つの四大大会で準決勝に進むのは初めてです。
準決勝の相手はサバレンカ選手です。2024年の決勝、2025年の準決勝に続いて3年続けての対戦で、全米オープンで3年続けて準決勝以降で顔を合わせた組み合わせは、オープン化以降で4組目になります。ペグラ選手は会見で、サバレンカ選手との対戦についてこう話しています。
私たちのライバル関係を振り返るのは楽しい。ここ数年は彼女にここで止められている。小さな舞台では何度か勝てているので、そこが乗り越えるべき壁になると思う
まとめ
- シェルトンが連覇を狙うアルカラスをフルセットで破り、対戦成績で初めて勝ちました。
- 午前3時33分の決着は全米オープン史上最も遅く、アルカラスの四大大会の連勝は18で止まりました。
- ティアフォーが2セットダウンからミケルセンに逆転勝ちし、2024年以来の4強入りを果たしました。
- 全米の男子準々決勝で2セットダウンから勝ったのは、2014年のフェデラーさん以来です。
- サバレンカはノスコバをフルセットで振り切り、6年続けて準決勝に進みました。
- ペグラはナバロに逆転勝ちし、準決勝は3年続けてサバレンカと対戦します。
これで男女とも準決勝の顔ぶれがそろいました。男子はシェルトンとティアフォーのアメリカ勢対決、女子はサバレンカとペグラの顔合わせです。ぜひ注目してください。
















