フランシスコ・セルンドロ|クイーンズ初優勝・使用ラケット・兄弟

こんにちは。2026年のクイーンズでアルゼンチンの選手として初めて優勝したフランシスコ・セルンドロ選手。本記事では、基本プロフィール、プレースタイル、主な戦績、弟のフアン・マヌエル選手、使用しているラケットやシューズを紹介します。

2026年は2月に地元ブエノスアイレスで初めて優勝し、全米オープンでは3回戦でフリッツ選手に2セットダウンから逆転勝ちしました。9月25日からのレーバーカップには、4大会連続で世界選抜として出場します。

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フランシスコ・セルンドロ選手の3行まとめ

  • 2026年クイーンズでアルゼンチン初の優勝/自己最高18位(2025年5月)
  • ツアー5勝/レーバーカップは4大会連続で世界選抜
  • ラケットはHEAD PRESTIGE PRO、シューズはアディダス バリケード

フランシスコ・セルンドロのプロフィール

項目 内容
名前 フランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo)
生年月日 1998年8月13日(28歳)
出身 アルゼンチン・ブエノスアイレス
身長 185cm
利き手 右利き・両手バックハンド
プロ転向 2018年
コーチ ニコラス・マスー、パブロ・クエバス
世界ランキング 22位(2026年9月21日時点)
自己最高 18位(2025年5月)

父のアレハンドロさんは1980年代のプロテニス選手で、母のマリア・ルスさんもテニス選手でした。両親はブエノスアイレスでテニスアカデミーを運営していて、セルンドロ選手は5歳のときに両親とテニスを始めました。

ジュニア時代は目立った選手ではなく、2018年にはアメリカのサウスカロライナ大学で大学テニスをプレーしましたが、半年でアルゼンチンに戻ってプロになりました。ツアーを回りながらオンラインで経営学の学士も取っています。愛称は「フラン」で、子どものころの憧れはフェデラーさんと、同じアルゼンチンのナルバンディアンさんです。

コーチはパブロ・クエバス氏で、2026年6月からはチリのニコラス・マスー氏も加わりました。2人で大会を分担して帯同しています。

プレースタイルはフォアハンドを軸にした攻撃的なストローク

最大の武器はフォアハンドです。ブエノスアイレスのクレーコートで育った選手ですが、球足の速いハードコートや芝でも力を発揮します。強打だけでなく、クレーで身につけたドロップショットも得意です。

2023年のレーバーカップでは、ダビドビッチ・フォキナ選手からフォアハンドで15本のウィナーを奪って勝ちました。試合後のインタビューで「フォアハンドは僕の武器です」と語っています。ツアーの5勝はクレーが3つ、芝が2つで、ハードコートでの優勝はまだありません。

主な戦績|ツアー5勝、四大大会は4回戦が4回

ツアー初優勝は2022年7月のバスタード(ATP250)です。この大会では2回戦で当時世界5位のルード選手を6-4, 3-6, 7-5で破り、優勝で初めてトップ30に入りました。

大会
2022年 バスタード(ATP250・クレー)
2023年 イーストボーン(ATP250・芝)
2024年 ウマグ(ATP250・クレー)
2026年 ブエノスアイレス(ATP250・クレー)
2026年 クイーンズ(ATP500・芝)

マスターズ1000では、2022年のマイアミと2025年のマドリードでベスト4に進んでいます。2025年のマドリードでは4回戦で当時世界2位のズベレフ選手を7-5, 6-3で破り、大会後の5月5日付で自己最高の世界18位に上がりました。

四大大会は4回戦が最高で、2023年と2024年の全仏オープン、2026年の全豪オープンと全米オープンの4回です。2024年の全仏オープンでは、4回戦でジョコビッチ選手を相手に1-6, 7-5, 6-3, 5-7, 3-6のフルセットまで持ち込みましたが、惜しくも敗れました。ベスト8はまだありません。

ジャパンオープンには2023年に一度出場していますが、1回戦でシュワルツマン選手に敗れています。2026年の大会にはエントリーしていません。

2026年はブエノスアイレスとクイーンズで優勝

2026年は世界21位でスタートしました。1月の全豪オープンでは3回戦でルブレフ選手を6-3, 7-6(4), 6-3で破って4回戦に進み、ズベレフ選手に2-6, 4-6, 4-6で敗れました。

2月のブエノスアイレス(ATP250)では、決勝でダルデリ選手を6-4, 6-2で破って優勝しました。2021年と2025年に決勝で敗れていた地元の大会で、初めてのタイトルです。優勝後には「おそらくここまでのキャリアで最高の瞬間」と喜びを口にしました。

3月のマイアミ(マスターズ1000)でベスト8に入ったあと、クレーシーズンは勝ち星が伸びず、全仏オープンも3回戦で敗れて、ランキングは27位まで下がりました。

流れを変えたのが6月のクイーンズ(ATP500)です。準決勝でナカシマ選手を6-7(5), 6-3, 6-4で破り、決勝ではこの大会で9連勝中だったポール選手を6-7(4), 6-4, 6-3で下しました。アルゼンチンの選手として初めてのクイーンズ優勝で、自身初のATP500のタイトルです。試合後には「アルゼンチンから来て、クイーンズという歴史のある芝の大会で優勝できた」と喜びを話しています。

全米オープンは第24シードで出場し、3回戦で第9シードのフリッツ選手に3-6, 4-6, 6-3, 6-4, 6-4と2セットダウンから逆転勝ちしました。アーサー・アッシュ・スタジアムでプレーするのも、全米オープンで2週目に進むのも初めてでした。4回戦ではベルギーのアレクサンダー・ブロックス選手に3-6, 6-4, 5-7, 5-7で敗れています。9月21日付の世界ランキングは22位です。

レーバーカップは4大会連続で世界選抜に選出

レーバーカップには2023年から3年続けて出場していて、シングルスは3勝1敗です。初出場の2023年バンクーバーでは、ダビドビッチ・フォキナ選手を6-3, 7-5で破りました。南米の選手がレーバーカップのシングルスで勝ったのは、これが初めてです。

2024年のベルリンではルード選手を6-4, 6-4で破り、2025年のサンフランシスコではルーネ選手に6-3, 7-6(5)で勝ちました。2025年はアルカラス選手にも挑みましたが、2-6, 1-6で敗れています。

2026年のロンドン大会は、全米オープンで肘を痛めたポール選手の代わりに世界選抜入りしました。大会公式のインタビューでは「チームのため、キャプテンのため、仲間のためにまたプレーできるのが本当に楽しみ。団体戦が大好きなんです」と話しています。

弟のフアン・マヌエル・セルンドロもATPの選手

3歳下のフアン・マヌエル選手は兄と違って左利きで、2026年9月21日付の世界ランキングは53位、自己最高は42位(2026年6月)です。

フアン・マヌエル選手は2021年2月のコルドバ(ATP250)で、兄より先にツアー優勝しました。2026年の全仏オープンでは、2回戦で世界1位のシナー選手を3-6, 2-6, 7-5, 6-1, 6-1で破る大金星を挙げています。兄弟対決は2025年のブエノスアイレス2回戦で実現し、フランシスコ選手が6-2, 6-3で勝ちました。

2人の間に生まれたマリア・コンスタンサさんはフィールドホッケーのアルゼンチン代表で、2018年のユースオリンピックで金メダルを獲得しています。

使用ラケットはHEAD PRESTIGE PRO

セルンドロ選手は10歳のときからHEADのラケットを使っています。以前はエクストリームでしたが、今はPRESTIGE(プレステージ)シリーズを18×20のストリングパターンで使っています。市販モデルではPRESTIGE PROにあたります。

PRESTIGE PROのスペック

項目 スペック
フェイス面積 98平方インチ
重量 320g
バランス 310mm
フレーム厚 20.0mm
ストリングパターン 18×20

プレステージはHEADの中でもコントロールと打球感を突き詰めたシリーズで、PROは320gと重く、フレーム厚20mmの薄いフレームに18×20の細かいパターンで、ボールをしっかり潰してコントロールできるラケットです。試合で使っている個体は、HEADのプロストックの中でも有名なPT57Aという型で、カラツェフ選手なども同じ型を使っています。

ストリングとセッティング

ストリングはキルシュバウムのポリ、マックスパワーを約49ポンド(22キロ)で張っているとされています。2023年時点の情報で、大会や気候によって変えるので、あくまで目安です。

シューズはアディダスのバリケード

ウェアとシューズはアディダスで、2026年モデルのバリケードを履いています。激しい切り返しでも足元がブレにくい、安定性重視の競技モデルです。

まとめ

  • フランシスコ・セルンドロ選手は1998年生まれ、アルゼンチンの28歳です。両親はプロテニス選手で、弟のフアン・マヌエル選手もATPツアーで戦っています。
  • ツアー5勝。2026年は地元ブエノスアイレスとクイーンズで優勝し、アルゼンチンの選手として初めてクイーンズを制しました。
  • 四大大会は4回戦が最高で、2026年の全米オープンではフリッツ選手に2セットダウンから逆転勝ちしました。
  • レーバーカップは2026年で4大会連続の出場です。これまでのシングルスは3勝1敗です。
  • 使用ラケットはHEAD PRESTIGE PRO(実機はPT57A)、シューズはアディダス バリケードです。

レーバーカップの世界選抜で、今年もフォアハンドが火を噴くか注目です。

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