デニス・シャポバロフ|全英4強・元世界10位・使用ラケット

こんにちは。2021年のウィンブルドンでベスト4に入った元世界10位、カナダのデニス・シャポバロフ選手。本記事では、基本プロフィール、主な戦績、プレースタイル、妻でコーチのミリアムさん、使用しているラケットやシューズを紹介します。

左利きの片手バックハンドが持ち味の選手です。ジャパンオープンでは2018年と2022年にベスト4に入っていて、9月30日から始まる2026年大会にも出場予定です。

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デニス・シャポバロフ選手の3行まとめ

  • 2017年に18歳でナダルさんを破り注目/2021年ウィンブルドン4強
  • ツアー4勝/自己最高10位/2026年はロスカボスで準優勝
  • ラケットはヨネックス EZONE 98、シューズとウェアはナイキ

デニス・シャポバロフのプロフィール

項目 内容
名前 デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov)
生年月日 1999年4月15日(27歳)
国籍 カナダ(イスラエル生まれ)
身長 185cm
利き手 左利き・片手バックハンド
プロ転向 2017年
コーチ ミリアムさん(妻)
世界ランキング 50位(2026年9月21日時点)
自己最高 10位(2020年9月)

シャポバロフ選手は、旧ソ連出身の両親のもとイスラエルで生まれ、生後9か月で家族とカナダのトロントへ移りました。英語とロシア語を話します。

母のテッサさんは元プロテニス選手で、5歳からシャポバロフ選手を指導しました。トロント郊外のボーンで自分のテニスアカデミーを開いています。

憧れの選手はフェデラーさんです。15歳だった2014年には、トロントの大会でフェデラーさんの準決勝前のウォームアップ相手を務めました。

18歳でナダルを破り一躍注目

名前が一気に知られたのは、2017年8月の地元カナダ・モントリオール(マスターズ1000)です。ワイルドカードで出場したシャポバロフ選手は、2回戦でデル・ポトロさんを破ると、3回戦では当時世界2位のナダルさんに3-6, 6-4, 7-6(4)で逆転勝ちしました。

準々決勝も勝ってベスト4に進み、1990年に始まったマスターズシリーズで、史上最年少の準決勝進出を果たしました。準決勝ではズベレフ選手に4-6, 5-7で敗れています。

主な戦績|ツアー4勝とウィンブルドン4強

ツアー初優勝は2019年10月のストックホルム(ATP250)です。準決勝で杉田祐一さんを7-5, 6-2で破り、決勝はクライノビッチ選手に6-4, 6-4で勝ちました。翌月のパリ・マスターズでも決勝に進み、ジョコビッチ選手に3-6, 4-6で敗れて準優勝しています。

2020年は全米オープンでベスト8に入り、9月に自己最高の世界10位に上がりました。カナダの男子選手で2人目のトップ10です。

2021年のウィンブルドンでは、3回戦でマリーさんを6-4, 6-2, 6-2で破り、四大大会で初めてのベスト4に進みました。準決勝はジョコビッチ選手に6-7(3), 5-7, 5-7で敗れています。

2022年は全豪オープンでベスト8に入り、準々決勝でナダルさんにフルセットの末に敗れました。11月にはデビスカップでカナダの初優勝に貢献し、決勝ではコキナキス選手を6-2, 6-4で破っています。

2023年はウィンブルドンのあと膝のケガでシーズンを終えましたが、2024年のベオグラード(ATP250)で2勝目を挙げました。2025年2月のダラス(ATP500)では、2回戦でフリッツ選手、準決勝でポール選手、決勝でルード選手と、1大会でトップ10の選手に3勝して優勝。7月のロスカボス(ATP250)では1セットも落とさずに4勝目を挙げました。

2026年はロスカボスで準優勝、決勝で足首を負傷

2026年は2月のダラスで準決勝に進み、シェルトン選手に6-4, 4-6, 6-7(4)で惜しくも敗れました。3月のインディアンウェルズ(マスターズ1000)では3回戦まで進み、シナー選手に敗れています。

7月のロスカボス(ATP250)では2年連続で決勝に進みましたが、ジェア選手に3-6, 4-6で敗れて準優勝。この決勝で足首を痛め、翌週のモントリオールは1回戦の途中で棄権しました。棄権した日には「もどかしい1年になっている」と話しています。

全米オープンでは3回戦に進み、シェルトン選手に6-7(3), 7-6(5), 3-6, 4-6で敗れました。9月21日付の世界ランキングは50位です。

プレースタイル|左利きの片手バックハンド

一番の特徴は、左利きからの片手バックハンドです。ツアーでも左利きで片手バックハンドの選手は多くありません。

好きなサーフェスは芝で、四大大会の最高成績もウィンブルドンのベスト4です。

妻のミリアムさんがコーチ

妻のミリアムさん(旧姓ビョルクルンド)は、スウェーデン出身の元プロテニス選手です。WTAランキングの自己最高は123位で、2025年9月に現役を引退しました。

2人は2019年に交際を始め、2023年7月にスウェーデンのバスタッドでシャポバロフ選手がプロポーズし、2025年9月9日にギリシャのザキントス島で結婚しました。

2026年の全豪オープンのあとからミリアムさんが練習コートでも手伝うようになり、2月からはツアーに帯同する唯一のコーチになっています。

日本とのつながり|ジャパンオープンで2度のベスト4

ジャパンオープンにはこれまで4回出場しています。

成績
2018年 ベスト4(準決勝でメドベージェフ選手に敗戦)
2019年 2回戦
2022年 ベスト4(準決勝でフリッツ選手に敗戦)
2025年 1回戦

2022年は2回戦で野口莉央選手を6-3, 6-1で破り、準決勝ではフリッツ選手に3-6, 7-6(5), 3-6で敗れました。

日本の選手とは対戦も多く、錦織圭選手とはツアーで2勝2敗です。西岡良仁選手には2戦2敗で、2022年のソウル(ATP250)では決勝で4-6, 6-7(5)で敗れ、西岡選手が優勝しました。

使用ラケットはヨネックス EZONE 98

シャポバロフ選手が使っているのは、ヨネックスのEZONE 98(イーゾーン98)です。2021年まではVCORE 95を使っていて、2022年シーズンからEZONEに替えました。替えたときにはこう話しています。

楽にパワーが出て、コートのどこからでもコントロールが効くところが気に入っています。

EZONEは、スピンのVCORE、コントロールのPERCEPTに対するパワー系のシリーズです。

ただし試合で使っている個体は、ストリングパターンが市販の16×19ではなく18×20のプロストックです。

EZONE 98のスペック

項目 スペック
フェイス面積 98平方インチ
重量 305g
バランス 315mm
長さ 27インチ
フレーム厚 23.8-24.5-19.5mm
ストリングパターン 16×19

同じシリーズのEZONE 100は、フェイス面積が100平方インチ、重量が300gです。98はそれよりフェイスが小さく、5g重いモデルです。しっかり振ってパワーのあるボールを打ちたい方にピッタリです。

もっとパワーが欲しい方にはEZONE 100もおすすめです。

EZONEはこのほかにも、98Lや100Lなど幅広いスペックが展開されています。

ストリングは長くヨネックスのPOLYTOUR STRIKEを使ってきました。2025年のダラスでは銀色のストリングを張っていて、ルキシロンのALU POWER(アルパワー)とみられています。

同じEZONEシリーズは、大坂選手やルード選手も使っています。

シューズとウェアはナイキ

シューズとウェアはナイキです。シューズは長くVapor X(ヴェイパー X)を履き続けています。

まとめ

  • デニス・シャポバロフ選手は1999年、イスラエル生まれのカナダの27歳。左利きの片手バックハンドです。
  • 2017年に18歳でナダルさんを破り、2021年のウィンブルドンでベスト4に入りました。
  • ツアー4勝、自己最高は10位。2022年にはデビスカップでカナダの初優勝に貢献しました。
  • 2025年9月に元プロのミリアムさんと結婚し、2026年からはミリアムさんがコーチを務めています。
  • 使用ラケットはヨネックス EZONE 98、シューズとウェアはナイキです。

ジャパンオープンで2度ベスト4に入っているシャポバロフ選手。今年の有明でも片手バックハンドに注目です。

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