
こんにちは。四大大会で3度決勝に進み、自己最高2位まで上がったノルウェーのキャスパー・ルード選手。本記事では、基本プロフィール、主な戦績、プレースタイル、使用しているラケットやシューズを紹介します。
2025年にはマドリードで、ノルウェーの選手として初めてマスターズ1000を制しました。2026年は腰のケガで全米オープンのシングルスを欠場しましたが、9月のデビスカップで復帰しています。ジャパンオープンは2025年にベスト4で、2026年大会にも出場予定です。
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キャスパー・ルード選手の3行まとめ
- 四大大会で準優勝3回/自己最高2位(2022年9月)
- ツアー14勝/2025年マドリードでマスターズ1000初優勝
- ラケットはヨネックス EZONE 98+、シューズとウェアもヨネックス
キャスパー・ルードのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | キャスパー・ルード(Casper Ruud) |
| 生年月日 | 1998年12月22日(27歳) |
| 出身 | ノルウェー・オスロ |
| 身長 | 183cm |
| 利き手 | 右利き・両手バックハンド |
| プロ転向 | 2015年 |
| コーチ | クリスチャン・ルード(父)、ペドロ・クラール |
| 世界ランキング | 17位(2026年9月21日時点) |
| 自己最高 | 2位(2022年9月) |
父のクリスチャン・ルードさんは元プロテニス選手で、自己最高は39位でした。子どものころからルード選手を指導していて、今もコーチを務めています。ルード選手は2020年2月に父の自己最高を超えました。
2016年1月にはノルウェーの選手として初めてジュニアの世界1位になっています。2018年からはスペイン・マヨルカ島のラファ・ナダル・アカデミーを練習の拠点にしていて、憧れの選手もナダルさんです。
主な戦績|四大大会で3度の準優勝
ツアー初優勝は2020年2月のブエノスアイレス(ATP250)で、ノルウェーの選手として初めてのツアー優勝でした。2021年には夏のクレーシーズンを中心に5勝を挙げ、9月にノルウェーの選手で初めてトップ10に入っています。
2022年は四大大会で2度決勝に進みました。全仏オープンでは決勝でナダルさんに3-6, 3-6, 0-6で敗れ、全米オープンでは決勝でアルカラス選手に4-6, 6-2, 6-7(1), 3-6で敗れました。全米のあと9月12日付で自己最高の世界2位に上がり、11月のATPファイナルズでも決勝に進んでいます(ジョコビッチ選手に5-7, 3-6で敗戦)。
2023年も全仏オープンで2年連続の決勝に進みましたが、ジョコビッチ選手に6-7(1), 3-6, 5-7で敗れて準優勝に終わりました。2024年はバルセロナ(ATP500)で優勝し、全仏オープンでベスト4に入りました。
2025年マドリードでノルウェー初のマスターズ1000優勝
2025年5月のマドリード(マスターズ1000)では、フリッツ選手、メドベージェフ選手、ドレイパー選手と、当時トップ10の選手に3勝して優勝しました。決勝はドレイパー選手を7-5, 3-6, 6-4で破っています。ノルウェーの選手として初めてのマスターズ1000のタイトルです。
試合後のインタビューでは、会場に駆けつけた婚約者のマリアさんについてこう話しています。
彼女は昨日、応援に来てくれました。それが最後のひと押しになったのかもしれません。
2025年は10月のストックホルム(ATP250)でも優勝し、ツアーのタイトルは14になりました。
2026年はローマで準優勝、腰のケガで全米オープンのシングルスを欠場
2026年は5月のローマ(マスターズ1000)で決勝に進み、シナー選手に4-6, 4-6で敗れて準優勝しました。4回戦ではムゼッティ選手を6-3, 6-1で破っています。
全仏オープンでは、3回戦でポール選手に2セットを先取されたものの逆転して4回戦に進みましたが、フォンセカ選手に5-7, 6-7(8), 7-5, 2-6で敗れました。
ウィンブルドンは1回戦で敗れ、8月のシンシナティ(マスターズ1000)は2回戦の途中で棄権しました。その後、腰のケガで全米オープンのシングルスを欠場しました。欠場を発表したときには「腰の回復が思ったより遅れている。体に必要な時間を与えたい」と話しています。
復帰したのは9月のデビスカップです。ノルウェーのトロンハイムで行われた中国戦でシングルス2試合に勝ち、ノルウェーの4-0の勝利に貢献しました。9月21日付の世界ランキングは17位で、9月25日からのレーバーカップにも欧州選抜として名前が入っています。
プレースタイル|ツアー14勝のうち12勝がクレー
ツアーの14勝のうち、ハードコートはサンディエゴとストックホルムの2つだけで、残りの12勝はクレーコートです。四大大会の決勝3回のうち2回も全仏オープンで、クレーで最も力を発揮する選手です。
一方で2022年の全米オープン準優勝や、室内ハードのATPファイナルズでの準優勝もあり、ハードコートでも上位に勝ち上がっています。
2026年に長女が誕生し、6月に結婚式
2024年11月にマリア・ガリガーニさんと婚約しました。全豪オープンの前には、出産を控えて「プレーする理由がもう1つ増えた」と話していて、2026年1月30日に長女が生まれています。
6月にはスペインのマヨルカ島で結婚式を挙げました。
日本とのつながり|2025年のジャパンオープンでベスト4
ジャパンオープンには2022年から4年続けて出場しています。
| 年 | 成績 |
|---|---|
| 2022年 | 1回戦 |
| 2023年 | 2回戦 |
| 2024年 | 1回戦 |
| 2025年 | ベスト4 |
2023年は1回戦で綿貫陽介選手を7-6(6), 6-3で破りました。2025年は1回戦で望月慎太郎選手に第1セットを取られたものの、4-6, 6-1, 6-1で逆転勝ち。準決勝では、この大会で優勝したアルカラス選手から第1セットを奪いましたが、6-3, 3-6, 4-6で敗れています。
使用ラケットはヨネックス EZONE 98+
ルード選手は長くヨネックスのEZONE 100を使ってきましたが、2025年9月のレーバーカップから98平方インチのモデルに変えました。フェイスが小さくなったことについて、本人は「フレームのサイズ、フェイスの大きさ、バランス、重さを少しずつ調整した」と話しています。
現在のモデルはEZONE 98+(イーゾーン98プラス)です。通常の27インチより0.5インチ長いモデルです。
EZONE 98+のスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| フェイス面積 | 98平方インチ |
| 重量 | 305g |
| バランス | 325mm |
| 長さ | 27.5インチ |
| フレーム厚 | 23.8-24.5-19.5mm |
| ストリングパターン | 16×19 |
EZONEは、スピンのVCORE、コントロールのPERCEPTに対するパワー系のシリーズです。98+はEZONE 98より0.5インチ長く、バランスも325mmとトップ寄りです。
通常の長さがいい方には、27インチのEZONE 98もおすすめです。
ストリングはPOLYTOUR PROとPOLYTOUR SPINのハイブリッド
ストリングはヨネックスのPOLYTOUR PROとPOLYTOUR SPINを組み合わせたポリ同士のハイブリッドです。POLYTOUR PROはヨネックスのポリの中で中間の性能で、POLYTOUR SPINは5角形の断面でスピンがかかりやすいモデルです。同じハイブリッドはタビロ選手も使っています。
同じEZONEシリーズは、大坂選手やノスコバ選手も使っています。
シューズはヨネックスのパワークッション エクリプション5
シューズとウェアもヨネックスです。シューズはパワークッション エクリプション5を履いています。
まとめ
- キャスパー・ルード選手は1998年生まれ、ノルウェーの27歳です。父のクリスチャンさんがコーチを務めています。
- 四大大会で3度準優勝し、2022年9月に自己最高の世界2位になりました。
- ツアー14勝。2025年のマドリードでノルウェーの選手として初めてマスターズ1000を制しました。
- 2026年は腰のケガで全米オープンのシングルスを欠場しましたが、9月のデビスカップで復帰しています。
- 使用ラケットはヨネックス EZONE 98+、ストリングはPOLYTOUR PROとPOLYTOUR SPINのハイブリッドです。
2025年にベスト4に入った有明で、どこまで勝ち上がるのか注目です。



















