全豪ワンポイントスラム2027|大坂なおみ・シナーら出場・ルール

こんにちは。全豪オープンの開幕前に行われるワンポイントスラム(AO 1 Point Slam)が2027年も開催されます。10月8日に大坂なおみ選手、ヤニック・シナー選手、カルロス・アルカラス選手、ココ・ガウフ選手の出場が決まりました。試合はすべて1ポイントで決まり、優勝賞金は100万豪ドル(約1億1,000万円)です。

本記事では、日程と会場、ルール、出場が決まった選手、そしてアマチュアがシナー選手を破って優勝した2026年大会の結果をまとめます。

結論:ワンポイントスラム2027のポイント

  • 2027年1月13日(水)にロッド・レーバー・アリーナで開催/優勝賞金は100万豪ドル
  • 出場が決まったのは大坂なおみ、シナー、アルカラス、ガウフの4人
  • 試合はすべて1ポイント勝負/2026年大会はプロのサーブが1本だけ、アマチュアは2本
  • 2026年大会はアマチュアのジョーダン・スミスさんがシナー選手を破って優勝

概要|2027年1月13日・ロッド・レーバー・アリーナで開催

ワンポイントスラムは全豪オープンの本戦が始まる前の週に行われる特別イベントです。プロとアマチュアが男女の区別なく1つのトーナメントに入り、すべての試合を1ポイントで決めます。2025年に始まり、2026年からは優勝賞金100万豪ドルの大会になりました。2027年の全豪オープンは1月17日に本戦が始まり、ワンポイントスラムはその4日前に開かれます。

項目 内容
日程 2027年1月13日(水)
会場 ロッド・レーバー・アリーナ(メルボルン)
賞金 優勝者に100万豪ドル(約1億1,000万円)
主な出場選手 大坂なおみ、ヤニック・シナー、カルロス・アルカラス、ココ・ガウフ
チケット 59豪ドルから/チケット販売サイトのTicketmasterで発売中

優勝者には賞金とあわせて、オーストラリア産の銀で作られた特製トロフィーが贈られます。ほかに出場するプロ選手と組み合わせはまだ発表されていません。2026年大会の組み合わせは、大会当日に発表されました。

ルール|試合はすべて1ポイント・2026年はプロのサーブが1本だけ

1ポイントを取れば次に進み、落とせばその場で敗退です。2026年大会のルールは次のとおりでした。

  • サーブかレシーブかは、試合の前にじゃんけんで決める
  • アマチュアはふだんどおりサーブを2本打てる
  • ATP・WTAのランキングを持つプロ選手は、サーブを1本しか打てない

プロはサーブを1本ミスすればそれで負けなので、サーブ権を取っても有利とは限りません。2026年大会ではシナー選手やガウフ選手が、1本だけのサーブをネットにかけて敗れています。

アマチュアの出場者は、オーストラリア各地のテニスクラブで開かれる予選を通じて決まります。今後2か月で最大1,000のクラブが予選を開き、勝ち上がった選手が州・特別地域ごとの選手権に進みます。各州・特別地域の勝者2人ずつが全豪オープンの開幕週に行われるワンポイントスラムに出場します。2026年大会はプロ24人、州の王者8人、予選を勝ち上がった8人、有名人などの招待選手8人の計48人が、1つのドローに入りました。

出場が決まった選手|大坂なおみ・シナー・アルカラス・ガウフ

大坂なおみ

全豪オープンを2019年と2021年に制しています。2026年のワンポイントスラムにも出場し、初戦となった2回戦でオーストラリアのテレビ司会者アンディ・リーさんと対戦しました。リーさんがダブルフォールトをして大坂選手が勝ち、試合後には「ひとつ勝てて本当に良かった。とにかく1回勝ちたかったんです。ダブルフォールトしてくれてありがとう」と話しています。続く3回戦でクロアチアのドナ・ベキッチ選手に敗れました。

ヤニック・シナー

全豪オープンを2024年と2025年に連覇しています。2026年のワンポイントスラムでは、初戦の前に「サーブを打たずに済むといいな」と話し、サーブを1本しか打てないことを気にしていました。初戦の2回戦はレシーブで勝ちましたが、3回戦でのちに優勝するアマチュアのジョーダン・スミスさんと対戦したときはサーブをネットにかけ、そのまま敗れています。シナー選手は10月6日に右ひざの問題で2026年シーズンを終えることを発表していますが、1月のワンポイントスラムには出場を決めています。

カルロス・アルカラス

2026年の全豪オープンで優勝し、男子史上最年少で生涯グランドスラムを達成しました。2027年は前回王者として全豪オープンに臨みます。2026年のワンポイントスラムでは、3回戦でギリシャのマリア・サカーリ選手と対戦し、ドロップショットを決められずに敗れました。

ココ・ガウフ

2023年の全米オープンと2025年の全仏オープンで優勝しています。2026年のワンポイントスラムでは初戦の2回戦でベキッチ選手と対戦し、サーブをネットにかけて敗れました。大会後には自身のSNSで「始まったときから、アマチュアが優勝してほしいと言っていた」と、スミスさんの優勝を祝っています。

2026年大会の結果|アマチュアのジョーダン・スミスがシナーを破って優勝

2026年1月14日の大会は、ロッド・レーバー・アリーナのチケットが完売しました。シナー選手、アルカラス選手、ガウフ選手、大坂選手のほか、イガ・シフィオンテク選手やアレクサンダー・ズベレフ選手らトップ選手が出場しています。

優勝したのは、ニューサウスウェールズ州の選手権を勝ち上がったアマチュアのジョーダン・スミスさんです。3回戦でシナー選手を破り、準々決勝ではアマンダ・アニシモワ選手にも勝ちました。決勝の相手は、予選から勝ち上がった台湾のジョアンナ・ガーランド選手です。ガーランド選手はズベレフ選手、ニック・キリオス選手、サカーリ選手、ベキッチ選手を破って決勝に進み、観客の人気を集めていました。決勝はじゃんけんに勝ったガーランド選手がサーブを選びましたが、3球目のバックハンドがサイドアウトになり、スミスさんの優勝が決まりました。

スミスさんは賞金100万豪ドルに加えて、所属するキャッスルヒルのテニスクラブへの5万豪ドルの助成金も手にしています。優勝直後にはこう話しました。

I can't speak. It's unbelievable.

(言葉が出ない。信じられない)

賞金は、恋人と住む家を買うのに使うそうです。

トップ選手たちも、1ポイントの緊張には苦しみました。シナー選手は初戦の2回戦に勝った直後のインタビューで、こう話しています。

But you cannot imagine my heartbeat right now. It's around 200. But I survived until now.

(今の心拍数は想像できないと思う。200くらいある。でも、ここまでは生き残れた)

アルカラス選手も、大会中のインタビューでこう話しています。

It feels a little like I'm playing a Grand Slam final right now.

(今、少しグランドスラムの決勝を戦っているような気分です)

アルカラス選手はこのあと3回戦でサカーリ選手に敗れました。台湾の歌手ジェイ・チョウさんは、ビクトリア州の王者ペタル・ヨビッチさんにサービスエースを決められ、ボールに触れないまま敗退しています。

なお、初めて開かれた2025年大会は規模が小さく、オーストラリアのオマー・ジャシカ選手がプリシラ・ホン選手を決勝で破って優勝しています。

放送・配信とチケット|2026年は全豪オープン公式YouTubeでライブ配信

2026年大会は、全豪オープン公式のYouTubeチャンネルでライブ配信されました。約2時間48分の映像は今も日本から見ることができます。

チケットは59豪ドルからで、10月8日からTicketmasterで販売されています。

まとめ

  • ワンポイントスラム2027は、1月13日(水)にロッド・レーバー・アリーナで開かれます。
  • 大坂なおみ、シナー、アルカラス、ガウフの4人の出場が決まっています。
  • 試合はすべて1ポイント勝負で、2026年大会はプロのサーブが1本だけでした。
  • 2026年大会はアマチュアのジョーダン・スミスさんがシナー選手を破り、賞金100万豪ドルを獲得しました。

1ポイントで世界のトップ選手が敗れるのが、このイベントの面白さです。大坂選手が前回敗れた3回戦を突破できるのか、今回もアマチュアが優勝するのか注目です。ほかの出場選手が発表されたら追記します。

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