トマス・エチェベリ|ツアー初優勝・全米4回戦・使用ラケット

こんにちは。2026年のリオ(ATP500)でツアー初優勝を果たし、5月に自己最高の25位まで上がったアルゼンチンのトマス・エチェベリ選手。本記事では、基本プロフィール、2026年シーズンの戦績、プレースタイル、使用しているラケットとセッティングをまとめて紹介します。

196cmの長身で、全米オープン2026では4回戦に進みました。2026年のジャパンオープンにも出場予定選手として名前が入っています。

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トマス・エチェベリ選手の3行まとめ

  • 使用ラケットはYONEX PERCEPT 97/2024年にHEADから変更、テンションは42/44ポンド
  • 2026年リオ(ATP500)でツアー初優勝/決勝はタビロ選手に1セットダウンから逆転
  • 自己最高25位(2026年5月)/2023年全仏ベスト8、2026年全米4回戦

プロフィール

項目 内容
名前 トマス・マルティン・エチェベリ(Tomás Martín Etcheverry)
生年月日 1999年7月18日(27歳)
出身 アルゼンチン・ラプラタ
身長 196cm
利き手 右利き・両手バックハンド
プロ転向 2017年
コーチ ウォルテル・グリノベロ
世界ランキング 31位(2026年9月14日時点)
自己最高 25位(2026年5月18日)

エチェベリ選手はブエノスアイレスに近いラプラタの出身です。9歳のとき、車で数時間の町カリロで行われたジュニア大会の準決勝で負けて泣きに泣き、両親がテニスを始めさせたことを後悔したほどの負けず嫌いでした。

その一方で、コートでの振る舞いはずっと変わりません。ATPのインタビューでこう話しています。

人生で一度もラケットを壊したり、叩きつけたりしたことはない。先生たちがそう教えてくれた。ラケットのせいじゃないと思っているし、もともと落ち着いた性格で、面倒を起こすタイプじゃなかった

コーチは同じアルゼンチンのウォルテル・グリノベロさんです。以前にも指導を受けていた間柄で、2025年の全米オープンからチームに戻り、ケビン・コンフェデラクさんと2人で見ています。この体制になって最初のシーズンで、ツアー初優勝が生まれました。

2026年はリオでツアー初優勝|全米では4回戦に進出

2026年は全豪オープンで3回戦に進みました。1回戦でケツマノビッチ選手を6-2, 3-6, 4-6, 6-3, 6-4のフルセットで下し、2回戦でフェリー選手を破ったあと、3回戦はブブリク選手に6-7(4), 6-7(5), 4-6と、タイブレークを2つ落として敗れています。

2月の南米クレーシーズンが今季のハイライトでした。ブエノスアイレス(ATP250)でベスト4に進むと、翌週のリオ(ATP500)で勝ち上がり、準決勝はコプリバ選手に4-6, 7-6(2), 7-6(4)、決勝はタビロ選手に3-6, 7-6(3), 6-4と、2試合続けて1セットダウンから逆転してツアー初優勝を果たしました。決勝までに4回進んで、4回目でつかんだタイトルです。

春はハードとクレーの両方で結果を出しました。マイアミ(マスターズ1000)では2回戦でベルグス選手、3回戦でホダル選手を破って4回戦に進み、モンテカルロ(マスターズ1000)でも3回戦でアルカラス選手と1-6, 6-4, 3-6の接戦を演じています。マドリード(マスターズ1000)でも4回戦まで進み、5月18日付で自己最高の25位に上がり、アルゼンチンの選手で最上位になりました。

全仏オープンは1回戦でボルヘス選手に敗れ、芝ではウィンブルドンの1回戦でソネゴ選手に4-6, 4-6, 7-6(2), 6-7(4)で敗れました。夏のキッツビュール(ATP250)でベスト4に入ったあと、全米オープンでは4回戦に進みました。1回戦でコプリバ選手、2回戦でファーンリー選手、3回戦でナボーネ選手を6-4, 6-4, 6-3で下し、4回戦はミケルセン選手に6-7(6), 4-6, 4-6で敗れています。

主な戦績|2023年全仏ベスト8、決勝は4回目で初優勝

一気に飛躍したのは2023年です。2月のサンティアゴ(ATP250)と4月のヒューストン(ATP250)でツアー初の決勝に進み、5月の全仏オープンでは四大大会で初のベスト8まで勝ち上がりました。同じ年にはトップ30にも入っています。

2024年は全豪オープンで3回戦、バルセロナ(ATP500)では3回戦でナカシマ選手を破ってベスト4に進み、リヨン(ATP250)では3度目の決勝でペリカール選手に4-6, 6-1, 6-7(7)で敗れました。パリ五輪にも出場しています。決勝はそこまで3回とも敗れていました。

プレースタイルは196cmの長身を生かしたサーブとフォアハンドを軸にした攻撃的なストローク

196cmの長身から打ち込むサーブとフォアハンドが武器で、クレーコートで力を発揮してきました。決勝に進んだ4大会はいずれもクレーです。長身の選手にしては守備も粘り強く、友人で同じアルゼンチンのフランシスコ・セルンドロ選手は「トミーはとても背が高いのに、守備がとてもうまい」と話しています。

2026年はハードコートでも成績を伸ばし、マイアミで4回戦、全米オープンでも4回戦に進みました。

日本とのつながり|ジャパンオープンには2024年に出場

ジャパンオープンには2024年に出場し、1回戦でオコンネル選手に4-6, 6-7(5)で敗れています。2026年は本戦の出場予定選手に入っていて、有明では初勝利がかかります。

使用ラケットはYONEX PERCEPT 97

エチェベリ選手が使っているのは、ヨネックスのPERCEPT 97です。2023年まではHEADのスピードを使っていましたが、2024年の年明けにヨネックスに替えました。ウェアはK-Swissのままなので、ヨネックスとはラケットだけの契約です。ヨネックスの海外の選手ページはPERCEPT 97、日本の選手ページはVCORE 98を載せています。

パーセプトは、パワーのEZONE、スピンのVCOREに対するコントロール系のシリーズで、2023年にVCORE PROの後継として登場しました。同じ97を使う選手にはティアフォー選手がいて、2026年はダルデリ選手もパーセプトを使っています。

2024年の時点で、本人のラケットは張り上げで350g、バランスは31.5cmです。

PERCEPT 97のスペック

項目 数値
フェイス面積 97平方インチ
重量(未張り) 310g
バランス 310mm
長さ 27インチ
フレーム厚 21.0-21.0-21.0mm
ストリングパターン 16×19

310gで21mmの薄いフレームは、自分でしっかり振ってコントロールしたい方にピッタリ。フェイスが97平方インチと小さめなので、狙ったところへ打ち込む感触を大事にしたい方は一度試しても良いと思います。

パーセプトには、このほかに100、18×20の97D、軽量の97Lなど様々なスペック展開があります。

同じPERCEPTシリーズは、ダルデリ選手も使っています。ヨネックスを使うほかの選手は、シリーズ別にまとめた記事で紹介しています。

ストリングはPOLYTOUR STRIKE、テンションは42/44ポンド

ストリングは、ヨネックスの日本の選手ページではPOLYTOUR STRIKE 125です。テンションは2024年の時点で本人が42/44ポンドと話していて、HEAD時代の57/55ポンドから10ポンド以上落としています。大会や気候によって変えるので、あくまでその時点の数字です。

まとめ

  • トマス・エチェベリ選手は1999年生まれ、アルゼンチン・ラプラタ出身の27歳。196cmの右利き。
  • 2026年のリオ(ATP500)でツアー初優勝。決勝はタビロ選手に1セットダウンから逆転しました。
  • 自己最高は25位(2026年5月)。2023年全仏ベスト8、2026年全米4回戦。
  • 使用ラケットはYONEX PERCEPT 97。2024年にHEADから替え、ストリングはPOLYTOUR STRIKE、テンションは42/44ポンド。
  • 2026年のジャパンオープンにも出場予定選手として入っています。

有明のハードコートで、196cmの長身からのサーブがどこまで通用するか注目です。

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