本ページではヤニック・シナー選手のプレースタイル、使用しているラケット、シューズなどの紹介を行います。
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プロフィール
ヤニック・シナー(Jannik Sinner)は、2001年8月16日生まれのイタリア出身の選手です。身長188cmのテニス選手の中でも長身の選手で、右利きです。バックハンドは両手打ち。
身長が大きいのもありますが、手足がとても長いです。
2018年にプロのテニスキャリアをスタートさせ、2019年の21歳以下が出場するNext Gen ATPツアーファイナルズでは、ワイルドカードでの出場ながら瞬く間にツアー勝利を重ね、決勝ではデ・ミノー選手に勝利し、優勝しました。
その後もマスターズやグランドスラム、ツアーファイルナルズで上位の成績を残し、2024年の全豪オープンでは準決勝でジョコビッチ選手、決勝ではメドベージェフ選手を破り優勝。世界ランキングも自己最高の3位になりました。
2024年6月の全仏オープンでシナー選手はベスト4になり、大会前まで世界ランキング1位だったジョコビッチ選手が準々決勝のルード選手との試合を前に怪我のため、棄権するというアクシデントがあり、その結果、シナー選手がイタリア選手初めての世界ランキング1位になりました。
2024年シーズンは3月のマスターズ インディアンウェルズの準決勝でアルカラス選手に負けるまで16戦無敗という驚異的な成績を残しました。
因みに歴代のシーズン開始からの連勝記録は以下の通りです。
(2011年のジョコビッチ選手は全仏の準決勝のフェデラー選手に負けるまで41連勝とかトンデモナイ成績を残しています。
しかもその後のウィンブルドンと全米も勝利し、グランドスラム3冠を達成しています。)
- ジョコビッチ:41勝(2011年)
- ジョコビッチ:26勝(2020年)
- ナダル:20勝(2022年)
- ジョコビッチ:17勝(2013年)、フェデラー:17勝(2018年)、サンプラス:17勝(1997年)
- フェデラー:16勝(2006年)
まだ22歳でありながらめきめきと頭角を現し、テニス界を代表する選手の一人になっています。
Miami 👋🏼 pic.twitter.com/9v2GXtPE0D
— Jannik Sinner (@janniksin) March 19, 2024
プレースタイル
シナー選手は身長と長い手足を生かして、高い打点から非常にパワーのあるストロークを主体としたベースラインプレーヤーです。
特にフォアハンドは腕を鞭の様にしならせてボールを叩いています。
同じく、強打を武器としているアルカラス選手とも引けを取りません。
さらにこれまた長い手足を生かしたフットワークで、スペースへ走らされてもカウンターショットで自分のポイントにすることができます。
(同じ188cmのジョコビッチ選手、191cmのマレー選手と比べてもホントに手足がとても長いです)
使用ラケット
シナー選手が使用しているラケットは、ヘッドのスピードMP(Head Speed MP)です。
スピードシリーズはジョコビッチ選手が使用を開始してから、今やヘッドの中の代表的なモデルになっています。
ラケットスペック | |
---|---|
重さ(ウエイト) | 平均300g |
バランス | 平均32.0cm |
サイズ/レングス | 27.0インチ |
フェイス面積 | 100平方インチ |
フレーム厚 | 23.0mm |
ストリング・パターン | 16x19 |
使用シューズ
シナー選手が使用しているシューズは、ナイキですが、一般販売はしていませんね。。。
(昔のコートシリーズ?だと思いますが、デザイン的には今のズームヴェイパーライトシリーズ(NIKE Vapor Lite)が近いですね。)
「ASO」のサポーターについては、以下のページで紹介していますので、気になった方はご参照ください。
実績
前述のとおり、シナー選手のグランドスラムの最高成績は2024年の全豪オープンの優勝(準優勝はジョコビッチ選手)です。
2024年の全仏オープンでは準決勝でアルカラス選手にフルセットの末敗れ、ベスト4。
(試合の途中、痙攣のアクシデントがありながらも素晴らしい試合を繰り広げました。)
ツアーファイナルでは2023年に準優勝(優勝はジョコビッチ選手)です。
また、マスターズ1000では2023年のトロントで優勝(準優勝はデミノー選手)しています。
おわりに
本記事ではシナー選手のプロフィールを紹介しました。
シナーはまだ22歳ですが、2023年にトップ10に入り、2024年には全豪オープンの優勝を皮切りに16連勝という記録を作りました。そして、2024年の全仏後についに世界ランキング1位になりました。
今シーズンも中盤に差し掛かり、今後の大会もますます期待が膨らみます。
今年はパリ オリンピックも控えていますので、オリンピックを含めどんな活躍をするのが楽しみです。