【選手紹介】ヤニック・シナーのプロフィール、プレースタイル、使用しているラケット、シューズについて

こんにちは。本記事では、四大大会で5回優勝したヤニック・シナー選手のプロフィール、プレースタイル、主な戦績、使用ラケットとシューズを紹介します。
シナー選手は、テンポの速い正確なストロークと素早いフットワークが武器です。

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2026年シーズン|ウィンブルドン連覇、右ひざの問題で今季終了

2026年の全豪オープンは準決勝でジョコビッチ選手にフルセットで敗れましたが、3月のインディアンウェルズからマイアミ、モンテカルロ、マドリード、ローマとマスターズ1000で5大会連続優勝。4月には世界ランキング1位を奪還しました。

生涯グランドスラムがかかった全仏オープンは、2回戦でフアン・マヌエル・セルンドロ選手に2セットアップから逆転負け。マッチ30連勝もここで止まりました。

それでもウィンブルドンでは、準決勝でジョコビッチ選手をストレートで下し、決勝ではズベレフ選手を6-7(7), 7-6(2), 6-3, 6-4で破って2年連続の優勝を飾りました。4回戦では望月慎太郎選手とも対戦しています。

ウィンブルドンのあとは右ひざの負傷で試合に出ておらず、8月21日に全米オープンの欠場を発表しました。四大大会を欠場するのは、2019年の全米オープンで本戦にデビューして以来初めてです。北京と上海マスターズも欠場し、10月6日には右ひざの問題で2026年シーズンを終えることを発表しました。ウィーンとATPファイナルズにも出場しません。ATPツアーの大会ではありませんが、12月27日〜30日のSix Kings Slam(リヤドのエキシビション)への出場が10月26日に決まりました。世界ランキングは1位(2026年10月26日付)です。

プロフィール

ヤニック・シナー(Jannik Sinner)は、2001年8月16日生まれのイタリア出身の選手です。身長191cmで手足が長く、右利き、バックハンドは両手打ちです。
2018年にプロへ転向し、2019年には21歳以下の選手が出場するNext Gen ATPファイナルズにワイルドカードで出場して、決勝でデミノー選手を破り優勝しました。
その後もマスターズやグランドスラム、ツアーファイナルズで上位の成績を残し、2024年の全豪オープンでは準決勝でジョコビッチ選手、決勝ではメドベージェフ選手を破り優勝。同年2月のロッテルダム優勝後には、世界ランキングも当時の自己最高の3位になりました。


2024年6月の全仏オープンでシナー選手はベスト4になり、大会前まで世界ランキング1位だったジョコビッチ選手が準々決勝のルード選手との試合を前に怪我のため、棄権するというアクシデントがあり、その結果、シナー選手がイタリア選手初めての世界ランキング1位になりました。



2024年シーズンは3月のマスターズ インディアンウェルズの準決勝でアルカラス選手に負けるまで16戦無敗という驚異的な成績を残しました。
因みに、2024年3月時点での男子のシーズン開始からの主な連勝記録(1988年以降)は以下の通りです。
(2011年のジョコビッチ選手は全仏の準決勝のフェデラー選手に負けるまで41連勝とかトンデモナイ成績を残しています。
 しかもその後のウィンブルドンと全米も勝利し、グランドスラム3冠を達成しています。)

  1. ジョコビッチ:41勝(2011年)
  2. ジョコビッチ:26勝(2020年)
  3. ナダル:20勝(2022年)
  4. ジョコビッチ:17勝(2013年)、フェデラー:17勝(2018年)、サンプラス:17勝(1997年)
  5. フェデラー:16勝(2006年)

 

2026年8月に25歳になり、テニス界を代表する選手の一人として活躍しています。

 

プレースタイル

シナー選手は身長と長い手足を生かして、高い打点から非常にパワーのあるストロークを主体としたストローカーです。
特にフォアハンドは腕を鞭の様にしならせてボールを叩いています。
同じく、強打を武器としているアルカラス選手にも引けを取りません。
さらにこれまた長い手足を生かしたフットワークで、スペースへ走らされてもカウンターショットで自分のポイントにすることができます。

使用ラケット

シナー選手が使用しているラケットは、ヘッドのスピードMP(Head Speed MP)です。
スピードシリーズはジョコビッチ選手が使用を開始してから、今やヘッドの中の代表的なモデルになっています。

ラケットスペック
重さ(ウエイト) 300g
バランス 32.0cm
サイズ/レングス 27.0インチ
フェイス面積 100平方インチ
フレーム厚 23.0mm
ストリング・パターン 16x19

 

試合で使っている実機は市販のSPEED MPそのものではありません。ヘッドのTGT 301.4という古い世代のSPEED系の型をベースにした個体です。2025年10月のウィーンで計測された1本は、ストリングを張る前で重さ302g・バランス32.3cm・振ったときの重さを表すスイングウェイト296でした。

重さそのものは市販品と変わりません。重さのわりにスイングウェイトが高いので、先端側に重さがあると見られます。パワーを出しやすく、面もブレにくいラケットです。

同じSPEEDシリーズは、ジョコビッチ選手やホダル選手も使っています。ヘッドを使うほかの選手は、シリーズ別にまとめた記事で紹介しています。

使用ストリング

ストリングはヘッドのHAWK TOUCH(ホークタッチ)です。HEADのポリの中では柔らかさとタッチを担うモデルで、スピンとコントロールを前に出したLYNX TOURとは特徴が違います。

テンションの目安はおよそ62ポンド(28キロ)です。大会や気候によって変えるため、一定ではありません。

使用シューズ

シナー選手が使っているシューズは、ナイキのZoom GP Challengeシリーズです。市販の現行モデルはZoom GP Challenge 1.5で、シナー選手のシグネチャーカラーも出ています。

また、シナー選手は両足に「ASO」のサポーターをしています。
「ASO」のサポーターについては、以下のページで紹介していますので、気になった方はご参照ください。

実績

シナー選手は四大大会で5回優勝しています。

  • 2024年 全豪オープン(決勝の相手はメドベージェフ選手)
  • 2024年 全米オープン(フリッツ選手)
  • 2025年 全豪オープン(ズベレフ選手)
  • 2025年 ウィンブルドン(アルカラス選手)
  • 2026年 ウィンブルドン(ズベレフ選手)

2025年は全仏オープンと全米オープンでも決勝に進み、どちらもアルカラス選手に敗れて準優勝でした。全仏オープンだけがまだ取れていないタイトルです。

ATPファイナルズは2023年に準優勝(優勝はジョコビッチ選手)、2024年と2025年に連覇しています。マスターズ1000は2023年のトロントが初優勝で、2026年は春の5大会をすべて制しました。

おわりに

本記事ではシナー選手のプロフィールを紹介しました。

2024年の全豪オープンで四大大会初優勝を飾ると、同じ年の全仏オープン後にイタリアの選手として初めて世界ランキング1位になりました。2026年もマスターズ5大会連続優勝とウィンブルドン連覇を達成しています。

10月6日に右ひざの問題で今季を終えることを発表しました。その後、12月27日〜30日に延期されたリヤドのエキシビション「Six Kings Slam」への出場が10月26日に決まり、ウィンブルドン以来の実戦復帰の場になります。

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