こんにちは。
本ページではテニスのトッププロはどこのメーカーの道具(テニスラケット、テニスシューズ、テニスウェア)を使用しているのかを紹介します。
男子のランキングトップ10プレーヤー
まずは、2025年1月時点の世界ランキングトップ10を見てみましょう。
世界ランキング | 選手名 | ポイント |
1 | ヤニック・シナー | 11,830 |
2 | アレクサンダー・ズべレフ | 7,635 |
3 | カルロス・アルカラス | 7,010 |
4 | テイラー・フリッツ | 5,350 |
5 | ダニエル・メドベージェフ | 5,030 |
6 | キャスパー・ルード | 4,210 |
7 | ノバク・ジョコビッチ | 3,900 |
8 | アレックス・デミノー | 3,535 |
9 | アンドレイ・ルブレフ | 3,520 |
10 | グレゴリー・ディミトロフ | 3,200 |
2024年の全豪オープン、全米オープンで優勝したシナー選手が自身最高位の1位になってます。
アルカラス選手は怪我無く1年間通して戦えれば再び1位に返り咲くことも十分あります。
シナー選手、アルカラス選手の勢いに押し込まれるかと思いきや、2位にはズベレフ選手が入っているのは流石です。
ジョコビッチ選手は2025年全豪オープンの準決勝でズベレフ選手に棄権。フィジカル的に厳しい年齢になっているとはいえ、アルカラス選手らを破って、高いレベルのプレーをキープしています。
と、個々の選手の話はこれくらいで、次は使用しているメーカーを見てみましょう。
トップ10プレーヤーが使用しているギアのメーカー
それぞれの選手の使用しているメーカーはこんな感じです。(2025年1月時点)
世界ランキング | 選手名 | テニスラケット | テニスシューズ | テニスウェア |
1 | ヤニック・シナー | ヘッド | ナイキ | ナイキ |
2 | アレクサンダー・ズべレフ | ヘッド | アディダス | アディダス |
3 | カルロス・アルカラス | バボラ | ナイキ | ナイキ |
4 | テイラー・フリッツ | ヘッド | アシックス | BOSS |
5 | ダニエル・メドベージェフ | テクニファイバー | ラコステ | ラコステ |
6 | キャスパー・ルード | ヨネックス | ヨネックス | ヨネックス |
7 | ノバク・ジョコビッチ | ヘッド | アシックス | ラコステ |
8 | アレックス・デミノー | ウィルソン | アシックス | アシックス |
9 | アンドレイ・ルブレフ | ヘッド | k-SWISS | ルブロ(※) |
10 | グレゴリー・ディミトロフ | ウィルソン | アディダス | ラコステ |
(※)ルブレフ選手が着用しているメーカーはルブレフ選手が立ち上げたオリジナルブランド「RUBLO(ルブロ)」です。
因みにブランドを立ち上げる際に自信のブランドについて、ルブレフ選手は「ビジネスのためではありません。収入は100%全て恵まれない子供たちのために使われます。」という話をしています。
ということで2024年2月頃はテニスラケットはヘッド、テニスシューズとテニスウェアはナイキの使用率が高かったのですが、ウェアとシューズは混戦になっていそうです。
では、それぞれ集計してみましょう。
トップ10プレーヤーの使用しているテニスラケット
テニスラケットのメーカーごとの集計結果は以下の通りです。
順位 | メーカー | 選手数 |
1 | ヘッド | 5名(シナー、ズベレフ、フリッツ、ジョコビッチ、ルブレフ) |
2 | ウィルソン | 2名(デミノー、ディミトロフ) |
3 | バボラ | 1名(アルカラス) |
3 | テクニファイバー | 1名(メドベージェフ) |
3 | ヨネックス | 1名(ルード) |
コンセプトは様々なレベルのプレーヤーに適応するラケットということで、シャフトはツアー系ですが、全体のフレーム厚は中厚系(24mm)となっています。
フレームの形も先端が大きくなっていて、形としてはヨネックスに近い感じがあります。
MPはHEADのラインナップの中では一番優しい(ラケットにパワーがある)いわゆるパワー系ラケットです。
プロの選手では、イタリアの期待の若手であるムゼッティ選手がBOOM PROを使用しています。
トップ10プレーヤーの使用しているテニスシューズ
テニスシューズのメーカーごとの集計結果は以下のとおりです。
順位 | メーカー | 選手数 |
1 | アシックス | 3名(フリッツ、ジョコビッチ、デミノー) |
2 | ナイキ | 2名(シナー、アルカラス) |
2 | アディダス | 2名(ズベレフ、ディミトロフ) |
4 |
ラコステ | 1名(メドベージェフ) |
4 | ヨネックス | 1名(ルード) |
4 | K-SWISS | 1名(ルブレフ) |
一番使用率が高かったのはアシックス!になりました。2024年からフリッツ選手が新規で契約を結んでいます。
二番目はナイキとアディダスで、ナイキはシナー選手とアルカラス選手の2名、アディダスはズベレフ選手とディミトロフ選手が使用しています。
以前のトップ選手はナイキの使用率が圧倒的に高かったのですが、今は他のメーカーの使用も増えています。
特にアシックスは使用する選手が増えてきている印象がありますね!
また、この中には無いっていませんが、Onのシューズを使用する選手も増えてきています。
4番目にはラコステ、ヨネックス、K-SWISSがそれぞれ1名の選手が使用しているという結果になりました。
(K-SWISSというのは老舗の海外発のブランドで、2023年からダンロップが国内展開を行っています。)
トップ10プレーヤーの使用しているテニスウェア
最後にウェアです。基本的にテニスウェアはシューズと同じメーカーのことが多いので、あまり変わらないかもしれませんが、こちらの結果になりました。
順位 | メーカー | 選手数 |
1 | ラコステ | 3名(メドベージェフ、ジョコビッチ、ディミトロフ) |
2 | ナイキ | 2名(アルカラス、シナー) |
3 | アディダス | 1名(ズベレフ) |
3 | BOSS | 1名(フリッツ) |
3 | ヨネックス | 1名(ルード) |
3 | アシックス | 1名(デミノー) |
3 | ルブロ | 1名(ルブレフ) |
一番使用率が高かったのは、なんとラコステで、メドベージェフ選手、ジョコビッチ選手、ディミトロフ選手の3名が使用しています。
そして、前回1位だったナイキは2番という結果になりました。
三番目にはアディダス、BOSS、ヨネックス、アシックス、ルブロがそれぞれ1名の選手が使用しているという結果になりました。
ウェアもテニスシューズ同様に、いろんなブランドを使用する選手が増えましたね。
特に野球の大谷正平選手が契約している、BOSSは2024年にフリッツ選手と契約し、テニス界にも進出しています。
因みに先ほども触れましたが、ルブレフ選手はオリジナルブランドのウェアを着用しています。
おわりに
本記事ではテニスのトッププロはどこのメーカーのテニスギアを使用しているのかを紹介しました。
2024年の集計から1年ぶりに更新しましたが、意外とテニスギア(特にシューズとウェア)に変化がありました。
色々なブランドアがあると、選ぶ方も楽しいですよね。
この記事を参考に自分の好きなメーカーのテニスギアを身につけて、楽しくテニスをしてみてください。
皆様のテニスライフがより良くなるを事を祈っています。