
こんにちは。本記事では、全米オープン2026の9月4日(日本時間)に決着した試合から、注目のものをまとめます。スコアだけでなく、その選手が使っているラケットもあわせて紹介します。
女子2回戦では大坂なおみ選手がフルセットで3回戦に進み、坂詰姫野選手は3時間1分の死闘の末に最終セットのタイブレークで敗れました。男子は第3シードのオジェ=アリアシム選手と第6シードのデミノー選手が2回戦で姿を消し、40歳のモンフィス選手は四大大会で最後の試合を終えています。
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9月4日の注目試合
- 大坂なおみはシニアコバに6-2, 5-7, 6-1。3回戦の相手は第23シードのメルテンス
- 坂詰姫野はブクサに6-7(6), 7-6(0), 6-7(6-10)。3時間1分の熱戦
- 第3シードのオジェ=アリアシムがハチャノフに、第6シードのデミノーがファン・デ・ザンツフープに敗退
- 40歳のモンフィスはティエンに敗れ、四大大会最後の試合を終えた
- 第13シードのムゼッティはワイルドカードのスウィーニーに敗退
大坂なおみはフルセットで3回戦へ
第13シードの大坂なおみ選手は、世界42位のカテリナ・シニアコバ選手を6-2, 5-7, 6-1で下しました。全米の3回戦進出は2年連続8度目です。
第1セットは2度のブレークで先行しましたが、第2セットは2度ブレークしながら終盤のサービスゲームで3度ブレークを許して1セットオール。最終セットは第2ゲームと第6ゲームでブレークし、自分のサーブは一度も落とさずに締めました。
試合後の大坂選手のコメントです。
本当に厳しい試合でした。とにかく戦い抜かなければという思いでした。トイレットブレークを取って少し気持ちを立て直し、コートに戻ってからはとにかく後悔しないようにしようとしました
3回戦の相手は第23シードのエリーゼ・メルテンス選手です。
坂詰姫野は3時間1分の死闘、最終セットのタイブレークで敗れる
予選から勝ち上がった坂詰姫野選手は、世界40位のクリスティナ・ブクサ選手に6-7(6), 7-6(0), 6-7(6-10)で敗れました。3セットすべてがタイブレークにもつれ、試合時間は3時間1分でした。
第1セットは第5ゲームでブレークされたものの、4-5から相手のダブルフォールトに乗じてブレークバック。タイブレークは6-8で落としました。第2セットは第1ゲームからブレークの応酬になり、5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・セットも生かせませんでしたが、タイブレークを7-0で取り返しています。
最終セットは4-5で2本のマッチポイントをしのいでブレークバックしたあと、直後のゲームで再びブレークを許し、5-6からもう一度ブレークバックして10ポイントのタイブレークへ。3-7から追い上げましたが6-10で届きませんでした。坂詰選手の全米は、四大大会本戦初勝利を挙げた1勝1敗で終わりました。
ブクサ選手は今年のWTA500メリダでツアー初優勝を挙げた選手です。3回戦では第4シードのガウフ選手と対戦します。
第3シードのオジェ=アリアシムがハチャノフに敗退
前年ベスト4の第3シード、フェリックス・オジェ=アリアシム選手は、世界50位のカレン・ハチャノフ選手に7-6(5), 3-6, 2-6, 2-6で敗れました。試合時間は3時間17分です。
第1セットのタイブレークを取ったオジェ=アリアシム選手は、第2セットの途中から体調を崩しました。ファーストサーブの確率は58%にとどまり、20本のブレークポイントを握られて7回ブレークを許しています。ダブルフォールト8本、アンフォーストエラーはハチャノフ選手の30本に対して47本でした。
試合後のオジェ=アリアシム選手のコメントです。
体調が悪くて、めまいがして目の前に斑点が見えた。回復できなかった。治まるかと思ったが、そうはならなかった。今日のような状態では、彼にも、このドローの誰にも勝てない
ハチャノフ選手は第2セット以降サービスゲームを一度も落とさず、今季初めてトップ10の選手に勝ちました。3回戦の相手は第32シードのブセ選手を破ったバンジャマン・ボンジ選手です。オンコートインタビューでは「もしかしたら身体に問題があったのかもしれない。それも僕らのスポーツの一部だ。早く良くなることを願っている」と相手を気遣っています。
オジェ=アリアシムの使用ラケット
オジェ=アリアシム選手が使っているのは、バボラのピュアアエロ98(Pure Aero 98)です。前日に逆転勝ちしたアルカラス選手と同じモデルです。
第6シードのデミノーもストレート負け
第6シードのアレックス・デミノー選手は、世界70位のボティック・ファン・デ・ザンツフープ選手に4-6, 5-7, 2-6で敗れました。試合時間は2時間43分。ファン・デ・ザンツフープ選手にとっては、5度目の対戦で初めての勝利です。
デミノー選手はアンフォーストエラー29本、ダブルフォールト7本と精彩を欠きました。最後のゲームで3本のマッチポイントをしのいだものの、そこまででした。ファン・デ・ザンツフープ選手は8月のモントリオールでメドベージェフ選手を破っており、この北米ハードコートシーズンで2つ目のトップ10撃破です。
試合後のファン・デ・ザンツフープ選手のコメントです。
アレックスとの試合はいつも本当に難しかった。厳しい試合も接戦もあった。でも今日はサーブがとても良くて、それが違いになったと思う
3回戦の相手は第31シードのジズー・ベルフス選手です。デミノー選手が使っているラケットはウイルソンのULTRA 99 PRO V5です。
40歳モンフィス、四大大会最後の試合はティエンに敗れる
ワイルドカードで出場していた40歳のガエル・モンフィス選手は、第14シードのラーナー・ティエン選手に3-6, 4-6, 3-6で敗れました。今季限りでの引退を表明しているモンフィス選手にとって、四大大会ではこれが最後の試合でした。
全米オープンでは52試合目、四大大会では201試合目。満員のアームストロング・スタジアムでは試合後に額装された写真が贈られ、全米でのハイライト映像が流れる中、観客からは「モンフィス」のチャントが起こりました。
長い道のりだった。2003年にジュニアで初めてここに来て、2026年の今ここにいる。みなさんの前でプレーできたことは本当に光栄だった
勝ったティエン選手は20歳で、モンフィス選手のちょうど半分の年齢です。先月のモントリオールでもモンフィス選手を破り、試合後にサインをもらっていました。
史上最大の逆転劇を今夜自分の身に起こされたくなかった。自分の国で勝つのは特別なこと。本当にうれしい
3回戦の相手は第17シードのヤクブ・メンシク選手です。メンシク選手は予選上がりのロディオノフ選手を6-3, 3-6, 6-2, 6-3で下しました。
ティエンの使用ラケット
ティエン選手が使っているのは、ウイルソンのULTRA 100 V5です。ストリングはルキシロンのALU POWERを張っています。
ワイルドカードのスウィーニーが第13シードのムゼッティを破る
第13シードのロレンツォ・ムゼッティ選手は、オーストラリアのワイルドカード、世界123位のデーン・スウィーニー選手に6-3, 1-6, 2-6, 2-6で敗れました。第1セットを取ったあと、残る23ゲームのうち18ゲームを奪われています。第3セット0-3の場面ではメディカルタイムアウトを取りました。
25歳のスウィーニー選手は、1回戦は相手のムテ選手が途中棄権しての勝ち上がりでした。四大大会で初めての3回戦では、第21シードのダルデリ選手と対戦します。
試合後のスウィーニー選手のコメントです。
グランドスラムで戦えているだけでもありがたい。テニスのキャリアはジェットコースターのようなもの。この観客の前で雰囲気を味わって、2つ勝てたのは最高だ
ムゼッティの使用ラケット
ムゼッティ選手が使っているのは、ヘッドのBOOM PRO 2026です。BOOMシリーズは2022年、2024年、2026年と更新されており、現行は第3世代にあたります。
フリッツ・コボッリ・メンシクは3回戦へ
第9シードのテイラー・フリッツ選手は、ベルッチ選手に6-0, 6-1, 6-1と圧勝しました。3回戦の相手は、シュトルフ選手にフルセットで勝った第24シードのセルンドロ選手です。
第5シードのフラビオ・コボッリ選手は、予選上がりのスクールケート選手に3-6, 6-3, 6-4, 7-5の逆転勝ち。3回戦は第28シードのブロックス選手と対戦します。
前日に第12シードのホダル選手を破ったラッキールーザーのブ・ユンチャオケテ選手は、ワイルドカードのマイケル・ジェン選手に3-6, 6-2, 2-6, 3-6で敗れました。
2回戦で敗退したシードは4人
この日の2回戦では、シード選手が4人姿を消しました。
| 選手 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| オジェ=アリアシム(第3シード) | ハチャノフ | 7-6(5), 3-6, 2-6, 2-6で敗退 |
| デミノー(第6シード) | ファン・デ・ザンツフープ | 4-6, 5-7, 2-6で敗退 |
| ムゼッティ(第13シード) | スウィーニー | 6-3, 1-6, 2-6, 2-6で敗退 |
| ブセ(第32シード) | ボンジ | 2-6, 6-7(4), 0-6で敗退 |
この記事を書いている時点で、第1シードのズベレフ選手とカンタン・アリス選手の2回戦は終わっていません。決着したら追記します。
前日の試合
前日は坂本怜選手がティアフォー選手にストレートで敗れ、第12シードのホダル選手が初戦で姿を消しました。アルカラス選手は1セットを落としたものの逆転で3回戦に進んでいます。
全米オープン2026の視聴方法
全米オープン2026は、WOWOWが予選から決勝まで独占で生中継・ライブ配信しています。
まとめ
- 大坂なおみはシニアコバに6-2, 5-7, 6-1で勝ち、2年連続8度目の3回戦に進んだ。
- 坂詰姫野はブクサに6-7(6), 7-6(0), 6-7(6-10)で敗れた。3時間1分の熱戦だった。
- 第3シードのオジェ=アリアシムはハチャノフに、第6シードのデミノーはファン・デ・ザンツフープに敗れた。
- 40歳のモンフィスはティエンに敗れ、四大大会で最後の試合を終えた。
- 第13シードのムゼッティはワイルドカードのスウィーニーに敗れた。
- 第1シードのズベレフの2回戦は未了。
試合が進むたびに更新します。使用しているギアにも注目しながら楽しんでください。














