ラーナー・ティエン|ベトナム系アメリカ人・全豪8強・使用ラケット

こんにちは。2026年の全豪オープンでベスト8に入り、8月には自己最高の世界12位まで駆け上がったラーナー・ティエン選手について紹介します。

左利きを生かしたラリーの組み立てと、コート全面をカバーするフットワークが持ち味です。爆発的なショットで押し切るタイプではありませんが、精度で相手を上回っていくスタイルで一気にトップ争いに加わりました。

本記事では、ティエン選手の基本プロフィール、プレースタイル、主な戦績、使用しているラケットやシューズをまとめて紹介します。

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結論:ティエンの使用ラケットは Wilson ULTRA 100 v5

  • 使用ラケットはウィルソン ULTRA 100 v5
  • ストリングはルキシロン ALU POWER
  • シューズはアディダスのデファイアント スピード 2
  • コーチは錦織圭選手を指導していたマイケル・チャン

ラーナー・ティエンのプロフィール

ティエン選手は2005年12月2日生まれの20歳。アメリカ・カリフォルニア州アーバインの出身です。身長180cmの左利きで、バックハンドは両手打ちです。

ベトナム出身の両親と、名前の由来

国籍はアメリカです。両親はベトナム戦争のあとに南ベトナムからアメリカへ渡った移民で、父は不動産の弁護士、母は元数学教師。母はボートで10日間の航海を経て渡米しています。「ラーナー(学ぶ人)」という名前は母の職業からつけられました。姉は「ジャスティス(正義)」という名前で、こちらは父の職業にちなんでいます。

2023年1月に南カリフォルニア大学(USC)に入り、大学テニスを1シーズンだけプレーしたあと、同年夏にプロ転向しました。

項目 内容
名前 Learner Tien(ラーナー・ティエン)
生年月日 2005年12月2日(20歳)
国籍 アメリカ
身長 180cm
プレー 左利き(バックハンドは両手打ち)
プロ転向 2023年
世界ランキング 15位(2026年8月24日時点)
自己最高ランキング 12位(2026年8月10日)
コーチ マイケル・チャン
使用ラケット Wilson ULTRA 100 v5

180cmはツアーでは小柄な部類に入りますが、体格で押すタイプではないので不利には働いていません。コーチのマイケル・チャンさんも、小柄ながら全仏を制した選手です。

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プレースタイル ― 左利きのラリーとスライスサーブ

ティエン選手は左利きを生かしたラリーの組み立てがとても上手いです。爆発的なショットで勝負するというよりも、精度の高い球とフットワークを武器にしています。

サーブは左利き特有のスライスサーブが主体です。アマチュアでもサウスポーの方はスライスサーブを磨くだけで強力な武器になりますね。

2025年前半はトロフィーポーズをとったときに左肘から先が外側に流れる癖がありましたが、最近はそれがなくなり、より自然なフォームになっています。

コントロールの正確さがよく分かる動画があります。2025年10月の上海マスターズのイベントで、ストロークでボールを穴に通すというもの。ズベレフ選手、ルーネ選手、デミノー選手、メドベージェフ選手も挑戦しています。

主な戦績

2025年 ― 100位圏外から一気にトップ30へ

2023年にプロ転向し、2024年終了時のランキングは122位でした。

そこから全豪オープンで予選を勝ち上がり、メドベージェフ選手を破って4回戦へ。その後もツアーで結果を重ね、メッツでツアー初優勝。自己最高の28位でシーズンを終えました。

  • 全豪オープンで4回戦進出(予選勝ち上がりからメドベージェフ選手を撃破)
  • アカプルコでズベレフ選手に勝利
  • メッツでツアー初優勝(ATP250)
  • Next Gen ATP Finals 2025 で優勝

5月のジュネーブ(ATP250)では1回戦で錦織圭選手と初めて対戦し、6-4, 4-6, 4-6で逆転負けを喫しています。

2026年 ― 全豪ベスト8、自己最高12位

2026年も好調を維持しました。全豪オープンでは再びメドベージェフ選手と対戦して勝利し、準々決勝まで進出。四大大会での自己最高成績です。

全米オープンには第14シードで入りました。2回戦で四大大会最後の試合となった40歳のモンフィス選手を破り、3回戦では第17シードのメンシク選手に6-3, 1-6, 6-7(2), 6-3, 6-4で逆転勝ちしました。4回戦ではハチャノフ選手に5-7, 6-4, 7-6(6), 1-6, 4-6で敗れています。2セット対1とリードしながらの逆転負けでした。

5月には、前年に錦織選手に敗れたジュネーブでツアー2勝目を挙げ、8月のカナダマスターズではベスト4に進出。準決勝でシェルトン選手に敗れましたが、この時点で自己最高の12位に到達しています。

  • 全豪オープンでベスト8進出
  • ジュネーブで優勝(ツアー2勝目)
  • インディアンウェルズでベスト8
  • カナダマスターズでベスト4

使用ラケットは Wilson ULTRA 100 v5

ティエン選手が使用しているラケットは、ウィルソンのULTRA 100 v5です。以前は同じウィルソンのブレードを使っていました。ただしプロ選手が実際に使うのは市販モデルそのものとは限らず、専用に組まれたプロストック仕様である場合があります。

項目 ULTRA 100 v5(市販仕様)
重さ 300g
バランス 320mm
長さ 27.0インチ
フェイス面積 100平方インチ
フレーム厚 24.0-26.5-24.5mm
ストリングパターン 16×19

同じウィルソンでも、ブレードがコントロール寄りなのに対し、ウルトラは飛びと快適性に振ったシリーズです。100平方インチで300gなので、ラリーで押し負けたくない方にピッタリのモデルです。

ストリングはルキシロンの ALU POWER。専門媒体Tennisnerdの報告によると、メインに1.30mm、クロスに1.25mmと太さを変えて組み合わせています。

ウィルソンのシリーズ全体の違いは、こちらの記事でも触れています。

使用シューズ

シューズはアディダスのデファイアント スピード 2です。

アディダスは以前は安定性重視のバリケードが主軸でしたが、最近は軽量化が主流になっています。デファイアントはその軽量ラインにあたるモデルで、コート全面を動き回りたい方は一度試しても良いと思います。

まとめ

  • ティエン選手は2005年生まれの20歳。左利きのラリーとスライスサーブが武器です。
  • ベトナムから渡った両親のもと、カリフォルニアで生まれたアメリカ人です。
  • 2023年のプロ転向から3年で、2026年8月に自己最高の世界12位に到達しました。
  • 2026年の全豪オープンでベスト8、ジュネーブでツアー2勝目を挙げています。
  • 全米オープン2026では第14シードで4回戦に進み、ハチャノフ選手に2セット対1から逆転負けしました。
  • 使用ラケットはWilson ULTRA 100 v5、ストリングはルキシロン ALU POWER の組み合わせ。
  • シューズはアディダスのデファイアント スピード 2を履いています。
  • コーチは錦織圭選手を指導していたマイケル・チャンさんです。

四大大会での初のベスト8を経て、次はどこまで勝ち上がるのか注目です。


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