カルロス・アルカラス|四大大会7勝・使用ラケットとシューズ

こんにちは。四大大会7勝、2026年の全豪オープンで男子史上最年少の生涯グランドスラムを達成したカルロス・アルカラス選手。本記事では、基本プロフィール、2026年シーズンの歩み、プレースタイル、使用しているラケットやシューズを紹介します。

手首の負傷で4月から戦列を離れていましたが、全米オープン2026で復帰し、準々決勝でシェルトン選手にフルセットで敗れました。四大大会の連勝は18で止まりましたが、10月のジャパンオープンではレヘチカ選手を7-6(4), 6-4で破り、大会連覇を果たし、今季3勝目を挙げています。続く上海マスターズは3回戦でベルグス選手に敗れました。ワイルドカードで出場したウィーン(ATP500)では、1セットも落とさずに優勝し、今季4勝目を挙げました。

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2026年シーズン|全豪優勝から手首の負傷で長期離脱

2026年は1月の全豪オープン優勝で幕を開けました。決勝でジョコビッチ選手を2-6, 6-2, 6-3, 7-5で破り、22歳で男子史上最年少の生涯グランドスラムを達成しています。2月のドーハでも、決勝でフィス選手を6-2, 6-1で下して優勝しました。
クレーシーズンはモンテカルロ・マスターズで決勝に進み、シナー選手に6-7(5), 3-6で敗れて準優勝。続くバルセロナ・オープンでは、右手首の負傷で2回戦を前に棄権しました。
ここからマドリード・オープン、イタリア・オープン、全仏オープン、クイーンズ・クラブ選手権、ウィンブルドンと欠場が続きました。世界ランキングは3位(2026年8月31日時点)です。

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全米オープン2026|復帰戦は準々決勝でシェルトンに敗退

復帰の舞台になったのが、第2シードで臨んだ全米オープン2026です。本戦に先立って8月25日から行われた混合ダブルスに、セリーナ・ウィリアムズさんとのペアでワイルドカード出場し、準々決勝まで進んでいます。
シングルスは4月のバルセロナ以来の一戦でした。1回戦ではローマン・サフィウリン選手を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下しています。
2回戦はナイトセッションでジャイム・ファリア選手と対戦し、第1セットを4-6で落としたものの、6-0, 6-3, 6-2と3セットを連取して逆転勝ち。3回戦はウー・イービン選手を6-3, 6-4, 6-1、4回戦は第20シードのポール選手を6-4, 6-3, 6-4と、いずれもストレートで下して2年続けて準々決勝に進みました。
連覇をかけた準々決勝は、第8シードのシェルトン選手に7-6(5), 1-6, 3-6, 6-1, 6-7(7)で敗れました。試合が終わったのは現地時間の午前3時33分で、全米オープン史上最も遅い決着です。終盤にはタオルに嘔吐する場面もあり、会見では「体が疲れていた」と話しています。2026年全豪オープンから続いていた四大大会の連勝は18で止まりました。

9月のレーバーカップ2026には欧州選抜の一員として出場し、初日にメンシク選手と組んだダブルスで勝ち、2日目のシングルスではフリッツ選手を6-3, 4-6, [13-11]で破りました。欧州選抜は13-5で優勝しています。

ジャパンオープン2026|32年ぶりの大会連覇

9月30日からのジャパンオープンには連覇を狙って第1シードで出場し、1回戦でミケルセン選手に7-6(1), 4-6, 6-1、2回戦でアルナルディ選手に7-6(6), 6-1で勝ちました。2回戦は第1セットのタイブレークで4本のセットポイントを握られましたが、そこから逆転してセットを奪っています。準々決勝はシャポバロフ選手に7-6(3), 2-1とリードしたところで、シャポバロフ選手が股関節を痛めて棄権しました。準決勝ではムナル選手に第1セットを奪われたものの、5-7, 6-3, 6-1で逆転勝ちしました。10月6日の決勝ではレヘチカ選手を7-6(4), 6-4で破りました。1993年・1994年のサンプラスさん以来、32年ぶりの大会連覇で、全豪とドーハに続く今季3勝目を挙げました。

【10/6】ジャパンオープン決勝の詳しい結果はこちら

上海マスターズ2026の10月12日の3回戦で、アルカラス選手はベルグス選手に5-7, 6-7(4)で敗れました。ジャパンオープンの優勝から続いた連勝は7で止まり、この結果でズベレフ選手の2026年の年間1位が確定しています。

10月15日には、ウィーン(エルステ・バンク・オープン、ATP500、10月26日〜11月1日)のワイルドカードを受けて出場すると発表されました。ウィーンに出るのは2021年以来で、第2シードに入りました。1回戦は第2セットの5-4から3本のマッチポイントを逃しましたが、タイブレークを1-3から逆転して勝ちました。アルカラス選手がハチャノフ選手に6-4, 7-6(5)で勝利しました。2回戦では第2セットのタイブレークで4本のセットポイントをしのぎました。エルステ・バンク・オープン2026の2回戦で、アルカラス選手はバシラシビリ選手に6-1, 7-6(11)で勝利しています。準々決勝では握られたブレークポイント5本をすべてしのぎました。エルステ・バンク・オープン2026の準々決勝で、アルカラス選手はポール選手に6-4, 7-6(2)で勝利しています。準決勝では、7連勝中だったメドベージェフ選手にストレートで勝ちました。エルステ・バンク・オープン2026の準決勝で、アルカラス選手はメドベージェフ選手に6-4, 7-6(2)で勝利しています。ATP500の大会では25連勝で、今季5度目の決勝です。11月1日の決勝ではデミノー選手に快勝し、優勝しました。エルステ・バンク・オープン2026の決勝で、アルカラス選手はデミノー選手に6-1, 6-4で勝利しています。全豪・ドーハ・ジャパンオープンに続く今季4勝目で、ATP500の試合は今季16戦全勝です。ATP500の優勝は通算11回目になりました。次はパリ・マスターズに出場します。

10月12日の3回戦はこちら

プロフィール

カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)は、2003年5月5日生まれのスペイン出身の選手です。身長183cmのテニス選手の中では平均的な選手で、右利きです。バックハンドは両手打ち。
2018年にプロのテニスキャリアをスタートさせ、瞬く間にツアー勝利を重ね、2022年には全米オープンで優勝し、そのまま年間世界ランキング1位を獲得。
翌2023年にはウィンブルドン決勝でジョコビッチ選手を破り優勝しました。
2023年ごろは、まだ完全に体が出来上がっていないからか、怪我での欠場もありました。それでも着実に実績を積み上げ、今やテニス界を背負う選手の一人になっています。

 

プレースタイル

アルカラス選手は非常にパワフルなストローカーで、何より強烈なフォアハンドが特徴の選手です。
強打をした時のボールスピードは歴代の男子ツアーでもトップレベルです。
かと思いきや完璧なドロップショットも得意としており、対戦相手としては対応に苦労します。
さらに安定感のあるバックハンドとナダル選手を彷彿とさせる素晴らしいフットワークを武器にしています。
スイングスピードも速く、フォアハンドは腕を伸ばした(ストレートアーム)キレイなフォームが特徴です。
腕を伸ばして打つ選手は有名どころだと他にもフェデラー選手、ナダル選手、ズベレフ選手がいます。
(ちなみにコーチは同郷の元世界ランキング1位のファン・カルロス・フェレーロさんが勤めていましたが、2026年からコーチを外れています。)
当初はサーブに課題を持っていましたが、2026年にはシンプルなフォームにすることで、安定感が向上。
全く弱点のないオールラウンドな選手になりました。

使用ラケット

アルカラス選手が使用しているラケットは、バボラのピュアアエロ(Babolat Pure Aero 98)です。
2021年から98インチに変更しており、それまでは100インチのピュアアエロを使用していました。

ラケットスペック
重さ(ウエイト) 305g
バランス 31.5cm
サイズ/レングス 27.0インチ
フェイス面積 98平方インチ
フレーム厚 21.0-23.0-22.0mm
ストリング・パターン 16x20

 

アルカラス選手の実機は、市販のPURE AERO 98とほぼ同じ数字です。2025年11月時点の計測で、ストリングを張る前で305g・バランス31.7cm・スイングウェイト293。張り上げてオーバーグリップを巻くと330g前後・スイングウェイト327ほどになります。

重さを盛る選手が多いトップ10の中では珍しく、市販品を買えばほぼ同じ重さのラケットを手にできる選手です。

同じPURE AEROシリーズは、オジェ=アリアシム選手やミケルセン選手も使っています。バボラを使うほかの選手は、シリーズ別にまとめた記事で紹介しています。

使用シューズ

アルカラス選手が使用しているシューズは、ナイキのズームヴェイパーシリーズ(Nike Zoom Vapor)です。
2026年シーズンからはNike Zoom Vapor 12を着用しています。
また、ウェアもナイキを着用しています。

 

使用ストリング

アルカラス選手が使っているストリングは、バボラのRPM TEAMの1.30mmです。長く使っていたRPM BLASTから、こちらに変えています。

テンションは2026年8月時点で、メインおよそ55ポンド(25キロ)・クロスおよそ51ポンド(23キロ)です。テンションは大会や気候によって変えるので、あくまでその時点の数字です。

ストリングセットアップ
ストリング Babolat RPM TEAM 1.30mm
テンション 縦 約55ポンド
横 約51ポンド

 

実績

アルカラス選手のグランドスラム優勝は、2022年全米オープン、2023年ウィンブルドン、2024年全仏オープン・ウィンブルドン、2025年全仏オープン・全米オープン、2026年全豪オープンの計7回です。
2026年の全豪オープンでは決勝でジョコビッチ選手を破り、22歳で男子史上最年少の生涯グランドスラムを達成しました。
マスターズ1000では8回優勝しています(マイアミ2022、マドリード2022、インディアンウェルズ2023・2024、マドリード2023、モンテカルロ2025、ローマ2025、シンシナティ2025)。
ツアーファイナルには2023年に初出場し、2025年は決勝でシナー選手に敗れて準優勝。グループリーグを3連勝した時点で年間1位を確定させています。
ちなみに、2021年の21歳以下のネクストジェネレーション・ツアーファイナルでも優勝しています。
若いながら、素晴らしい実績を上げています。

おわりに

本記事ではアルカラス選手のプロフィールを紹介しました。
カルロス・アルカラスは19歳という若さで世界ランキング1位になり、それまで最年少だったレイトン・ヒューイットさんの20歳9か月を更新しました。
その後もグランドスラム7勝、22歳での生涯グランドスラム達成と記録を塗り替え続けています。2026年8月31日時点の世界ランキングは3位です。
手首の負傷で空いた時間を取り戻せるか、全米オープンでのプレーに注目です。
今後も彼の活躍を楽しみにしています。

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