【選手紹介】ノバク・ジョコビッチのプロフィール、プレースタイル、使用しているラケット、シューズについて

こんにちは。今回は、男子テニス界のレジェンド、ノバク・ジョコビッチ選手について紹介します。
ジョコビッチ選手は、安定感のあるストロークと驚異的な守備力を武器に長年トップに君臨している選手です。
グランドスラムで数多くの実績を残し、世界ランキング1位の常連として活躍してきました。

本記事では、ジョコビッチ選手のプロフィール、プレースタイル、これまでの主な戦績、使用しているラケットやシューズについてまとめて紹介します。

上海マスターズ2026は第10シードで出場しましたが、初戦の2回戦でフルカチ選手に敗れました。10月26日からのバーゼルにはワイルドカードで出場します。

 

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上海マスターズ2026|初戦でフルカチに敗退

北京のチャイナオープンで優勝した直後の上海で、フルカチ選手との2回戦が初戦でした。それまでの対戦成績は8勝0敗でした。

上海マスターズ2026の10月9日の2回戦で、ジョコビッチ選手はフルカチ選手に4-6, 3-6で敗れました。10日間で6試合目で、試合後はフルカチ選手のサーブについて「返すのはとても難しく、ほとんど不可能」と話しています。ATPファイナルズについては、こう話しました。

I would like to [play the Nitto ATP Finals]. I am planning on only playing in Paris, so let's see.

(ATPファイナルズには出たいです。出るのはパリだけの予定なので、どうなるか見てみましょう。)

その後の10月16日には、バーゼル(スイス・インドア、ATP500、10月26日〜11月1日)のワイルドカードを受けて出場することが発表されました。バーゼルに出るのは2011年以来です。

10月9日の上海マスターズ2回戦の結果はこちら

10月8日の上海マスターズ1回戦の結果はこちら

2026年シーズン|全豪準優勝・ウィンブルドンはベスト4

2026年の全豪オープンでは準決勝でシナー選手をフルセットで破り、決勝でアルカラス選手に敗れて準優勝でした。

全仏オープンは3回戦でジョアン・フォンセカ選手に2セットアップから逆転負け。ウィンブルドンでは準々決勝でオジェ=アリアシム選手をフルセットで下してベスト4に進みましたが、準決勝でシナー選手に4-6, 4-6, 4-6で敗れています。

第4シードで臨んだ全米オープンは、1回戦でマリアノ・ナボネ選手に6-7(5), 7-5, 6-4, 2-6, 1-6で敗れました。世界ランキングは11位(2026年9月28日時点)です。

2026年シーズンの状況(5月末時点)

2026年の全豪オープンでは準優勝を飾り、健在さを見せました。しかし全仏オープン2026では3回戦で19歳のジョアン・フォンセカ選手に2セットアップから逆転負け(全仏では2009年以来の早期敗退)。本人が「最後の全仏になるかもしれない」と語ったとも報じられており、世代交代を感じさせる一戦となりました。ウィンブルドンでは7度の優勝経験を持ち芝コートとの相性は抜群で、2026年のウィンブルドンも注目の大会となります。

プロフィール

ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)は、1987年5月22日生まれのセルビア出身の選手です。身長6フィート2インチ(188cm)で、テニス選手の中では平均的な身長です。利き手は右利きで、バックハンドは両手打ちです。
2003年にプロのテニスキャリアをスタートさせ、数々の大会に優勝。長年世界のトップ選手としての地位を確立しています。
キャリア最高ランクは2011年に1位を記録して以降、上位を維持。2017年-2018年に怪我によりトップ10を逃す時期がありましたが、その後、見事復活。
2023年も年間1位を獲得し、2023年に1位復帰してからも長年トップ圏で活躍しています。
ファンの皆さんはノーレ(Nole)という愛称で呼んでいますね。
因みにグルテンに対するアレルギーに気が付いて以降はグルテンフリーの食事をとり、健康管理に非常に力を入れています。

プレースタイル

ジョコビッチはオールラウンドプレーヤーで、苦手なショットがありません。特にバックハンドのリターンやディフェンス能力、そしてストロークの安定性が特徴です。
と言いつつ、チャンスボールは逃しませんし、ディフェンスからオフェンスへの切り替え、厳しいボールのカウンターショットは他の多くの選手には無い武器です。
また、彼のサーブも優れており、速度と正確性を兼ね備えています。ジョコビッチは戦術的にも非常に優れており、試合の流れを読みながら相手をコート内で操る能力に長けています。
また、ジョコビッチ選手の特徴として、怪我が少ないという面もあります。
これは彼の身体の柔らかさから来るものだと思いますが、厳しいボールも足をストレッチさせて返すシーンは驚愕です。
(体操選手顔負けの柔軟性ですね。)
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また、感情を全面に出してプレーするのも特徴でラケットを壊したり、審判に対して文句を言っているシーンもよく見ますね。


使用ラケット

ジョコビッチ選手が使用しているラケットは、ヘッドのスピードプロ(HEAD SPEED PRO)です。

ラケットスペック
重さ(ウエイト) 310g
バランス 31.0cm
サイズ/レングス 27.0インチ
フェイス面積 100平方インチ
フレーム厚 23.0mm
ストリング・パターン 18x20

契約しているのはSPEED PROですが、試合で使っている実機はPT113Bという古い型がベースで、2000年代初めのRADICALの流れをくむフレームです。フェイスは95平方インチ、パターンは18×19と、市販のSPEED PRO(100平方インチ・18×20)とは別物です。

張り上げで353g・バランス32.4cm・スイングウェイト360と、ツアーでも重い部類に入ります。以前は鉛をフレームの周囲全体にグロメットの下から貼っていましたが、その後は量を減らしたとされています。グリップは3番のフレームにレザーとオーバーグリップ2枚を重ね、4番相当の太さにしています。

同じSPEEDシリーズは、ホダル選手やシナー選手も使っています。ヘッドを使うほかの選手は、シリーズ別にまとめた記事で紹介しています。

使用ストリング

ストリングはナチュラルガット(縦)とルキシロンのALU POWER ROUGH(横)のハイブリッドです。ナチュラルの柔らかさと球持ちに、表面に凹凸のあるポリでスピンとコントロールを足しています。

テンションは2026年8月時点でおよそ62ポンド(28キロ)です。ツアーの中でもっとも高い部類で、飛びを抑えて自分で運ぶ張り方です。テンションは大会や気候によって変えるので、あくまでその時点の数字です。

使用シューズ

ジョコビッチ選手が使用しているシューズは、アシックスのCOURT FF 3 NOVAKです。
このシューズはスピードと安定性を両立したシューズです。
(ジョコビッチ選手は以前はより重いというか、安定性を重視したシューズを好んでいた印象がありますが、よりやや軽量化された
    シューズに代わっていますね。この辺りは、軽量と安定性を両立されたメーカー側の進化かもしれません。)
以下、メーカー公式の説明文です。


力強いスイングとショットの間の素早いリカバリーをサポートするために設計されています。安定した着地を生み出し、身体にかかる負荷を軽減します。その結果、力強いスイングを生み出すために、より多くのエネルギーを注力することが可能となります。スムーズなクロスオーバーステップを行うために、より短い時間でより迅速なターンを実行することができます。アウターソールのグリップとTWISTRUSSサポートシステムは、より多くの力で地面を蹴り出すことが可能となります。これにより、素早く元の態勢に戻し、よりスムーズに正しいポジションに戻ることができます。


軽量化しつつも耐久性があり、安定感を両立しています。ということですね。
ちなみにウェアはラコステを着用しています。

実績

ジョコビッチ選手のグランドスラムの優勝回数は24回。年間グランドスラム(1年間ですべてのグランドスラムを優勝)は達成していないものの、オープン化以降の男子シングルスで、全てのグランドスラムに複数回優勝した選手はジョコビッチ選手とラファエル・ナダルさんだけです。
世界ランキング1位の通算在位は歴代1位です。

長く手が届かなかったオリンピックの金メダルも、2024年のパリオリンピックで獲得しました。決勝でアルカラス選手を7-6(3), 7-6(2)で破り、これで四大大会とオリンピックをすべて制したことになります。

2025年は四大大会すべてでベスト4に進み、ジュネーブとアテネで優勝しています。



関連書籍

前述のとおり、ジョコビッチ選手はグルテンアレルギーがあり、それを改善してからテニスの成績が大幅に向上しました。
彼の食事に関する書籍が出版されていますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

また、ジョコビッチ選手の強靭なメンタルの裏にあるバックボーン。半生を綴った書籍(いわゆる評伝)も出版されています。
彼の人生やセルビアについて興味がある方はチェックしてみてください。
この本を読むと彼への印象が変わるかもしれません。

おわりに

本記事ではジョコビッチ選手のプロフィールを紹介しました。
ジョコビッチ選手はフェデラーさん、ナダルさん、マレーさんと共にBIG4という時代を築き上げ、39歳になった今も四大大会の上位に進んでいます。
強靭な精神力持ち、闘争心を全面に出した戦い方(時にはラケットを折ったり、観客席への文句など)、はっきりと態度に示す行動から、一部のファンには好まれていない一面もありますが、ボールキッズと一緒に傘に入るなど、優しさが垣間見えることも多々あります。
また、テニスの外では2013年には国連が4月6日を「平和と開発のためのスポーツの国際デー」とする決議を可決した際、世界のアスリートを代表して国連で演説を行ったほか、2015年にはユニセフ親善大使に就任。
その後も福祉活動に積極的に参加しており、尊敬すべき選手です。

GOAT(Greatest of All Time:史上最高の選手)は誰か。という議論で必ず名前が挙がるジョコビッチ選手。
今後も活躍を楽しみにしています。

 

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