アーサー・フェリー|全英4強・身長175cm・使用ラケット

こんにちは。本記事では、2026年のウィンブルドンでベスト4に入ったアーサー・フェリー選手のプロフィール、両親や大学時代、プレースタイル、使用ラケットとシューズについて紹介します。

フランスで生まれ、ロンドンのウィンブルドン地区で育ったイギリスの選手です。8月にはウィンストンセーラム(ATP250)でツアー初の決勝に進みました。上海マスターズではチリッチ選手に7-6(2), 6-1で勝ちましたが、2回戦でハチャノフ選手にフルセットで敗れました。

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アーサー・フェリー選手の3行まとめ

  • スタンフォード大学時代に全米大学シングルスランキング1位
  • 2026年は全英ベスト4、ウィンストンセーラム準優勝/上海マスターズは2回戦進出
  • ラケットはウイルソン DEFYER 98 PRO、シューズはアシックス

上海マスターズ2026はチリッチに勝利、2回戦でハチャノフに敗退

10月7日の上海マスターズ1回戦で、チリッチ選手に7-6(2), 6-1で勝ちました。第1セットのタイブレークを7-2で取り、第2セットは自分のサービスゲームをすべてキープして、2度のブレークを奪っています。

上海マスターズ2026の10月9日の2回戦で、フェリー選手はハチャノフ選手に6-7(6), 7-6(5), 6-7(2)で敗れました。3セットともタイブレークにもつれた接戦で、第26シードのハチャノフ選手を最後まで追い詰めました。

上海マスターズ10月9日の結果はこちら

アーサー・フェリーのプロフィール

項目 内容
名前 アーサー・フェリー
(Arthur Fery)
生年月日 2002年7月12日
(24歳)
国籍 イギリス
出生地 フランス・
セーヴル
身長 175cm
利き手 右利き・両手バックハンド
出身大学 スタンフォード大学
シングルス
ランキング
36位
(2026年9月14日付)
自己最高
ランキング
33位
(2026年8月31日に初到達)

母は元プロテニス選手、父はFCロリアンの会長

両親はともにフランス人です。フェリー選手はフランスで生まれ、生後1か月で家族とロンドンのウィンブルドンへ移りました。5歳からテニスを始め、イギリスの選手としてプレーしています。

母のオリビア・フェリーさんは元プロテニス選手で、1991年の全仏オープン女子ダブルスにも出場しました。父のロイック・フェリーさんは、フランスのサッカークラブFCロリアンの会長です。

ちなみに、フェリー選手自身が応援しているサッカークラブはチェルシーFCです。

スタンフォード大学で全米大学ランキング1位

ジュニア時代を経て、アメリカのスタンフォード大学へ進みました。2020年から2023年まで大学テニスでプレーし、2021〜22年シーズンにはシングルスの全米大学ランキング1位に立っています。

2023年には、大学が加盟するスポーツリーグ・Pac-12の年間最優秀シングルス選手にも選ばれました。その年からプロツアーに専念しています。

2026年は全英ベスト4、ツアー初決勝

全豪オープンでコボッリを破り2回戦進出

2026年は、予選を勝ち上がった全豪オープンでコボッリ選手を破り、2回戦まで進みました。全仏オープンは予選2回戦で敗れています。

芝のシーズンに入ると、6月のクイーンズ・クラブ(ATP500)でツアー初のベスト8に入りました。

ワイルドカードで全英ベスト4

ウィンブルドンにはワイルドカード(主催者推薦)で出場しました。3回戦のベルグス選手、4回戦のディミトロフ選手との試合をどちらもフルセットで勝ち抜いています。

準々決勝では、全仏オープンで準優勝したコボッリ選手と対戦。6-4, 7-6(4), 6-0のストレートで勝ち、四大大会で初めてベスト4に入りました。

準決勝はズベレフ選手に6-7(0), 2-6, 4-6で敗れました。

全英を振り返った8月のインタビューでは、「人生を変える2週間でした」と話しています。

ウィンストンセーラムで準優勝、全米は1回戦敗退

8月のウィンストンセーラム(ATP250)では、ハードコートでも結果を出しました。ツアー初の決勝へ進み、イグナシオ・ブセ選手に3-6, 2-6で敗れて準優勝しています。

続く全米オープンは、1回戦でムゼッティ選手に3-6, 3-6, 5-7で敗れました。

プレースタイル|素早い動きからネットへつなぐ攻撃

持ち味は素早いフットワークと、ストロークからネットへ出ていくプレーです。スライスも織り交ぜて相手のリズムを変え、チャンスがあれば前へ詰めてボレーで決めます。

全英準々決勝のコボッリ戦では、ネットに出た29回のうち22回でポイントを取りました。

好きなショットはフォアハンドで、好きなサーフェスはハードコートです。全英で一気に注目された選手ですが、ハードコートでのプレーも楽しみですね。

使用ラケットはウイルソン DEFYER 98 PRO

フェリー選手が使っているラケットは、ウイルソンのDEFYER 98 PRO(ディファイア 98 プロ)です。

2026年6月には、開発名「Python(パイソン)」の黒塗りプロトタイプを使っていました。Pythonは開発中の呼び名で、製品名はDEFYERです。

DEFYER 98 PROのスペック

以下は、ストリングを張っていない市販モデルのスペックです。

項目 スペック
フェイス面積 98平方インチ
重量 305g
バランス 315mm
長さ 27インチ
フレーム厚 22.0-23.5-22.0mm
ストリングパターン 16×20

DEFYERは、スピンとパワー、ボールをつかむ感触を重視したシリーズです。フェイス側をしなりやすく、スロート側を硬くする「Si3D」を採用しています。

シリーズの中で98 PROはコントロールを重視する競技モデルです。100平方インチ・300gのDEFYER 100よりフェイスが小さく、ストリングパターンも一般的な16×19に対して16×20と横糸が1本多くなっています。

スピンをかけながら、コースもしっかり狙って打ちたい方に合うラケットです。軽さを重視した100Lや100ULも展開されています。

ストリングはルキシロンのALU POWERシリーズ

ストリングはルキシロンのALU POWER(アルパワー)シリーズです。通常版かROUGHかは確認できていません。ALU POWERは、ルキシロンの中でもパワーと球速を重視したモデルです。

同じDEFYERシリーズは、ルーネ選手やハチャノフ選手も使っています。ウイルソンを使うほかの選手は、シリーズ別にまとめた記事で紹介しています。ディファイア4機種の違いは、こちらの記事で比べています。

シューズはアシックスのSOLUTION SPEED FF 4

シューズとウェアはアシックスです。2026年のウィンブルドンでは、SOLUTION SPEED FF 4(ソリューションスピード FF 4)でプレーしました。

アシックスの中では、安定性を重視するGEL-RESOLUTION Xに対して、軽さと素早い動きを重視したモデルです。軽量クッションのFLYTEFOAMと、靴底を補強する樹脂製パーツのSPEEDTRUSSを搭載しています。足元を安定させながら、地面を蹴ったときの反発を前方への加速につなげます。

コートを素早く動きたい方に合うシューズです。下の商品はオールコート用です。

ジャパンオープン2026はファリア戦で1回戦敗退

フェリー選手は、東京・有明で開かれたジャパンオープン2026に本戦から出場しました。1回戦はラッキールーザーのファリア選手に4-6, 6-3, 4-6で敗れています。大会前日には錦織選手の公開練習の相手も務めました。

まとめ

  • アーサー・フェリー選手はフランスで生まれ、ロンドンのウィンブルドン地区で育ったイギリスのテニス選手です。
  • スタンフォード大学で全米大学ランキング1位になり、2026年は全英ベスト4とツアー準優勝を記録しました。
  • 上海マスターズ2026は1回戦でチリッチ選手を破り、2回戦でハチャノフ選手にフルセットで敗退。
  • ラケットはウイルソンのDEFYER 98 PRO、シューズとウェアはアシックスです。

大学テニスを経て四大大会の準決勝まで進んだフェリー選手のこれからのツアーでの活躍にも注目です。

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