ナダルが683日ぶりに試合|マレーらとアカデミー10周年エキシビ

こんにちは。2024年11月に引退したナダルさんが、2026年10月3日にスペイン・マヨルカ島マナコルの自身のアカデミーで、マレーさんらかつてのライバルとダブルスのエキシビションに出場しました。アカデミーの10周年を記念した「ラファ・ナダル・アカデミー・スラム」で、ナダルさんのチームが4勝3敗で勝っています。

本記事では、イベントの概要、出場した8人の現役時代の実績、全7試合の結果をまとめます。

結論:ラファ・ナダル・アカデミー・スラムのポイント

  • 10月3日、ナダルのアカデミー10周年を記念してマナコルで開催
  • チーム・ナダル(ナダル、モヤ、フェレール、ガスケ)がチーム・マレー(マレー、サフィン、ティーム、フォニーニ)に4勝3敗で勝利
  • 3勝3敗で迎えた最終試合は、最後にナダルがボレーを決めてナダル・モヤ組が勝利
  • 8人の四大大会シングルス優勝は合わせて29回

イベント概要|アカデミー10周年を記念した「ラファ・ナダル・アカデミー・スラム」

ラファ・ナダル・アカデミーは、ナダルさんの地元マナコルに2016年10月19日に開校したテニスアカデミーです。開校式にはフェデラーさんも出席しました。今回のエキシビションは、その10周年を祝う最初の行事として開かれました。

項目 内容
日時 2026年10月3日(土)17:00開始(日本時間4日0:00)
会場 ラファ・ナダル・アカデミーのセンターコート(スペイン・マヨルカ島マナコル)
形式 4人ずつの2チームが、ペアを入れ替えながら10点先取のタイブレークで6試合。3勝3敗なら7点先取の決定戦
結果 チーム・ナダルが4勝3敗で勝利

ナダルさんが試合に出るのは、2024年11月のデビスカップでファン・デ・ザンツフープ選手に敗れた引退試合以来、683日ぶりです。会場には約2,000人の観客が集まりました。

ナダルさんは事前の会見で「競技者としての自分は0%」と話していて、ダブルスにした理由をこう説明しています。

ダブルスの方が展開が速くて楽しい。これなら誰も特別な準備をしなくていいし、準備なしでもみんなができる形式なんだ。

出場した8人|四大大会シングルス優勝は合わせて29回

集まったのは、全員がナダルさんと同じ時代にツアーを戦った元トップ選手です。8人とも現役を引退していて、四大大会のシングルス優勝は合わせて29回になります。

チーム・ナダル

選手 主な実績・引退
ナダル(スペイン) 元世界1位。四大大会22勝(全仏オープン14勝)。2024年引退
モヤ(スペイン) 元世界1位。1998年全仏オープン優勝。2010年引退
フェレール(スペイン) 最高3位。2013年全仏オープン準優勝。2019年引退
ガスケ(フランス) 最高7位。四大大会ベスト4が3回。2025年引退

カルロス・モヤさんは2016年から2024年までナダルさんのコーチを務めました。ダビド・フェレールさんは2023年からデビスカップのスペイン代表監督を務めています。リシャール・ガスケさんはナダルさんと同じ1986年生まれで、ジュニア大会で12歳だったナダルさんに勝っています。2025年の全仏オープンを最後に引退しました。

チーム・マレー

選手 主な実績・引退
マレー(イギリス) 元世界1位。四大大会3勝、五輪シングルス2連覇。2024年引退
サフィン(ロシア) 元世界1位。2000年全米オープン、2005年全豪オープン優勝。2009年引退
ティーム(オーストリア) 最高3位。2020年全米オープン優勝。2024年引退
フォニーニ(イタリア) 最高9位。2019年モンテカルロ・マスターズ優勝。2025年引退

アンディ・マレーさんは2024年のパリ五輪で引退し、2025年にはジョコビッチ選手のコーチを務めました。ツアーでのナダルさんとの対戦成績は7勝17敗です。マラト・サフィンさんは2025年からルブレフ選手のコーチをしています。ドミニク・ティームさんは2018年と2019年の全仏オープン決勝でナダルさんに敗れ、2024年10月のウィーン(ATP500)で引退しました。ファビオ・フォニーニさんは、2019年のモンテカルロ・マスターズの準決勝でナダルさんを破って優勝しています。2025年のウィンブルドン1回戦でアルカラス選手にフルセットで敗れたのが最後の試合でした。

全7試合の結果|3勝3敗から最後はナダルがボレーを決めて勝利

試合 チーム・ナダル チーム・マレー スコア
1 モヤ/ガスケ サフィン/フォニーニ 10-9
2 ナダル/フェレール マレー/ティーム 9-10
3 ガスケ/フェレール ティーム/フォニーニ 8-10
4 ナダル/ガスケ マレー/サフィン 10-0
5 モヤ/フェレール ティーム/サフィン 10-8
6 ナダル/モヤ マレー/フォニーニ 7-10
7 ナダル/モヤ マレー/フォニーニ 7-5

太字が勝ったペアです。スコアは左がチーム・ナダル側で、2点差をつけなくても10点を取った方が勝ちになるルールでした。3勝3敗で並んだため、第7試合は7点先取の決定戦になりました。

最初の試合はモヤさんとガスケさんが10-9で取りました。続く第2試合でナダルさんが登場し、フェレールさんと組んでマレーさんとティームさんのペアと対戦しましたが、9-9からナダルさんがフォアハンドをミスし、9-10で敗れました。第3試合もティームさんとフォニーニさんが10-8で取り、チーム・マレーが2勝1敗とリードしました。

ここからチーム・ナダルが巻き返します。ナダルさんとガスケさんのペアがマレーさんとサフィンさんを10-0で下して追いつき、モヤさんとフェレールさんも10-8で勝って3勝2敗としました。

第6試合ではナダルさんとモヤさんのペアがマレーさんとフォニーニさんのペアに7-10で敗れて3勝3敗になりました。同じ4人による7点先取の最終試合はナダルさんとモヤさんが7-5で取り、最後はナダルさんがマレーさんのボディを狙ったボレーを決めました。

試合後のコメント|マレーとナダルが冗談まじりにあいさつ

表彰式では、マレーさんがこうあいさつしています。

今日は素晴らしい雰囲気を作ってくれてありがとう。そしてラファ、招待してくれてありがとう。ここは本当に素晴らしい場所で、ここで練習できる子どもたちはとても恵まれていると思う。博物館を見て、ラファのキャリアと成し遂げてきたことを振り返れたのも素晴らしかった。ライバルではあったけど、一緒に振り返れたのは特別だった。またいつか戻ってきたい。

これにナダルさんは冗談で返しました。

ありがとう、アンディ。次はゴルフのイベントにしようか。そうすれば君にもチャンスがある。僕よりずっと練習しているみたいだからね。

トロフィーは、試合後にライブを行ったスペインの歌手ダビド・ビスバルさんから手渡されました。

まとめ

  • ラファ・ナダル・アカデミー・スラムは10月3日、ナダルのアカデミーの10周年を記念してマナコルで開催。
  • ナダルにとっては、2024年11月の引退試合以来683日ぶりの試合。
  • チーム・ナダル(ナダル、モヤ、フェレール、ガスケ)がチーム・マレー(マレー、サフィン、ティーム、フォニーニ)に4勝3敗で勝利。
  • 3勝3敗で迎えた7点先取の最終試合は、ナダル・モヤ組がマレー・フォニーニ組に7-5で勝利。最後はナダルがボレーを決めて決着。

日本でも、10月11日に錦織選手とフェデラーさんのエキシビションが、12月6日には錦織選手の呼びかけで始まったチャリティイベントのドリームテニスARIAKEが、有明コロシアムで開かれます。こちらもぜひ注目してください。

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