
こんにちは。本記事では、全米オープン2026の9月8日(日本時間)に決着した試合から、注目のものをまとめます。
第13シードの大坂なおみ選手は、4回戦で第2シードのルバキナ選手に1-6, 4-6で敗れ、ベスト8には届きませんでした。シングルスの日本勢はこれで全員が大会を去っています。
女子は鄭欽文選手が第1セットの0-5から逆転して、2022年王者のシフィオンテク選手を破りました。ナバロ選手とペグラ選手の準々決勝は、全米オープンでは2015年以来のアメリカ勢対決です。男子は21歳のブロックス選手がセルンドロ選手を4セットで下し、ベルギー人男子で初めて全米の準々決勝に進みました。ティエン選手は2セット対1とリードしながら、ハチャノフ選手に逆転負けを喫しています。第1シードのズベレフ選手はダルデリ選手をストレートで下し、これで男女とも準々決勝の顔ぶれがそろいました。
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9月8日の注目試合
- 第13シードの大坂なおみはルバキナに1-6, 4-6で4回戦敗退
- 鄭欽文は第8シードのシフィオンテクに7-5, 6-3。第1セット0-5からの逆転
- アンドレーワはポタポワに5-7, 6-4, 6-3の逆転勝ち
- ナバロはカリンスカヤに6-4, 6-2。準々決勝はペグラとのアメリカ勢対決
- 21歳のブロックスはセルンドロに6-3, 4-6, 7-5, 7-5。ベルギー人男子で初の全米8強
- 第14シードのティエンはハチャノフに5-7, 6-4, 7-6(6), 1-6, 4-6。2セット対1からの逆転負け
- ガウフはヨビッチに6-1, 6-4。準々決勝はアンドレーワと
- 第1シードのズベレフはダルデリに6-2, 6-2, 7-6(3)。ファン・デ・ザンツフープは2セットダウンから逆転
大坂なおみはルバキナにストレート負けで4回戦敗退
第13シードの大坂なおみ選手は第2シードのエレナ・ルバキナ選手に1-6, 4-6で敗れました。8月のトロント(WTA1000)に続く2度目の対戦も、ルバキナ選手が勝っています。
第1セットは1-1から5ゲームを続けて落としました。ダブルフォールト3本でサービスゲームが崩れ、このセットのサービスポイント獲得率は42パーセントでした。25分足らずでセットを失っています。第2セットは3-3まで食い下がりましたが、第7ゲームで再びダブルフォールト2本からブレークを許しました。3-5で迎えた第9ゲームでマッチポイントを2本しのいで4-5としましたが、次のゲームをルバキナ選手にキープされて試合が終わりました。
試合時間は1時間6分。ルバキナ選手はエース7本にダブルフォールト1本、ウィナーは29本対9本でした。今大会はここまで1セットも落としていません。準々決勝の相手は、シフィオンテク選手を破った鄭欽文選手です。この準々決勝に勝てば、ルバキナ選手は初めて世界1位に立ちます。試合後のオンコートインタビューでのコメントです。
なおみは手強い相手で、スコアがどうあれ1球1球に集中しなければならないと分かっていた。世界1位を願わない人はいないし、間違いなく目標の1つ。今日のように良いサーブが打てれば十分チャンスはあると思う
鄭欽文は0-5からの逆転でシフィオンテクを撃破
鄭欽文選手は第8シードのイガ・シフィオンテク選手を7-5, 6-3で下しました。第1セットは0-5と5ゲームを連取されましたが、そこから7ゲームを続けて取ってセットを奪い、第2セットも押し切っています。
鄭欽文選手は2試合続けて逆転勝ちしました。2日前の3回戦でも、第22シードのキーズ選手に第3セット0-5から7ゲーム連取で1-6, 7-6(3), 7-5と勝っていました。この日の試合時間は1時間56分です。
オンコートインタビューでは「0-5から戻ってくるのは運じゃない。それだけは言える」と話しています。2024年のパリオリンピック金メダリストの鄭欽文選手は、けがで世界ランキングが121位まで下がり、今大会は予選から勝ち上がっています。会見でのコメントです。
精神的にはとても受け入れがたかった。トップ10にいて、オリンピックの王者だったのに、けがのあとランキングが大きく落ちた。この3、4か月は良いプレーができず、疑いの目があるのも分かっていて、本当につらかった。毎日前向きでいて、「とにかくやり続けよう、結果がいつ出るか見てみよう」と自分に言い聞かせている
2022年の全米王者シフィオンテク選手は、この日はダブルフォールトが重なり、サーブが最後まで安定しませんでした。
アンドレーワは逆転で8強入り、ナバロとペグラは準々決勝でアメリカ勢対決
ミラ・アンドレーワ選手はポタポワ選手に5-7, 6-4, 6-3で逆転勝ちしました。準々決勝の相手はガウフ選手とヨビッチ選手の勝者です。
前日のナイトセッションでは、第26シードのエマ・ナバロ選手が第21シードのカリンスカヤ選手を6-4, 6-2で下しました。準々決勝は第3シードのペグラ選手とのアメリカ勢対決で、全米オープンの女子でアメリカ人同士の準々決勝は2015年以来です。
ブロックスはベルギー人男子で初の全米8強
第28シードのアレクサンダー・ブロックス選手は、第24シードのフランシスコ・セルンドロ選手を6-3, 4-6, 7-5, 7-5で下しました。全米オープン本戦は今年が初出場で、3回戦で第5シードのコボッリ選手を破ったのに続く勝利です。ベルギーの男子選手が全米オープンの準々決勝に進むのは初めてで、今年は全豪オープンを予選から戦っていた21歳が、ここまで来ました。
試合中は脇腹の痛みで治療を受けながらのプレーでした。試合後のコメントです。
今朝、初めてこのコートに立ってウォームアップをしたときから現実とは思えなかった。ここで試合をして、勝つなんてもっと信じられない
準々決勝の相手は、ティエン選手を破ったハチャノフ選手です。
ティエンは2セット対1からハチャノフに逆転負け
第14シードのラーナー・ティエン選手は、カレン・ハチャノフ選手に5-7, 6-4, 7-6(6), 1-6, 4-6で敗れました。第3セットのタイブレークを8-6で取って2セット対1とリードしましたが、第4セットは1ゲームしか奪えず、最終セットも押し切られています。3回戦のメンシク選手戦に続く5セットの試合でした。
試合時間は3時間50分で、ポイント数は323。ハチャノフ選手はティエン選手のサーブを9度破りました。3回戦で第3シードのオジェ=アリアシム選手を破ったハチャノフ選手は、2022年以来の全米準々決勝です。試合後のコメントです。
本当にクレージーな試合だった。初めての対戦で、何が来るかは分かっていた。もう1球、もう1球と返ってくる。彼はコートの外側からの守りが大好きで、だからこの試合はとてもきつい。ずっと高い強度で打ち続けて、押し続けなければならない。最後に勝ち切れて本当にうれしい
準々決勝の相手はブロックス選手です。
ガウフはヨビッチをストレートで下して準々決勝へ
第4シードのココ・ガウフ選手は、18歳のイバ・ヨビッチ選手を6-1, 6-4で下しました。試合時間は1時間20分。第1セットは先にブレークを許してから6ゲームを続けて取り、第2セットは最後の3ゲームを連取して決めています。準々決勝の相手はアンドレーワ選手で、対戦成績はガウフ選手の5勝0敗です。試合後のコメントです。
彼女は年齢以上のプレーをする。これから何度も戦うことになると思う
ズベレフはダルデリをストレートで下し、ファン・デ・ザンツフープは2セットダウンから逆転
第1シードのアレクサンダー・ズベレフ選手は、第21シードのルチアーノ・ダルデリ選手を6-2, 6-2, 7-6(3)で下しました。第1セットは38分で取り、序盤に2度ブレークして主導権を渡していません。1回戦と2回戦をフルセットで勝ち上がったズベレフ選手は、3回戦に続いてストレート勝ちです。
グランドスタンドではボティック・ファン・デ・ザンツフープ選手が、ラッキールーザーのアルチュール・ゲア選手を3-6, 6-7(0), 7-6(7), 7-6(3), 6-4で下しました。第2セットのタイブレークを0-7で落として2セットダウンとなりましたが、第3セットのタイブレークを9-7で取ってから流れを引き戻し、3つのタイブレークと58ゲームの末に逆転しています。全米オープンの準々決勝は、予選から勝ち上がった2021年以来2度目です。
これで男子の準々決勝は、ズベレフ選手対ファン・デ・ザンツフープ選手、ハチャノフ選手対ブロックス選手、ティアフォー選手対ミケルセン選手、シェルトン選手対アルカラス選手の4試合です。女子はサバレンカ選手対ノスコバ選手、ルバキナ選手対鄭欽文選手、ペグラ選手対ナバロ選手、ガウフ選手対アンドレーワ選手です。
まとめ
- 大坂なおみ選手は4回戦でルバキナ選手に1-6, 4-6で敗れました。
- 鄭欽文選手は第1セット0-5から逆転し、シフィオンテク選手に7-5, 6-3で勝って準々決勝に進みました。
- アンドレーワ選手はポタポワ選手に逆転勝ち、ナバロ選手はカリンスカヤ選手をストレートで下しました。
- ブロックス選手はセルンドロ選手に6-3, 4-6, 7-5, 7-5で勝ち、ベルギー人男子で初めて全米の準々決勝に進みました。
- ティエン選手はハチャノフ選手に5-7, 6-4, 7-6(6), 1-6, 4-6で敗れ、ガウフ選手はヨビッチ選手に6-1, 6-4で勝ちました。
- ズベレフ選手はダルデリ選手に6-2, 6-2, 7-6(3)で勝ち、ファン・デ・ザンツフープ選手は2セットダウンからゲア選手に逆転勝ちしました。
大坂選手は3回戦の2時間38分の激闘から中1日で、この日はサーブが最後まで安定しませんでした。それでも2年続けて2週目まで勝ち上がっています。次はアジアのシーズン、そして来年の全豪オープンでの巻き返しに注目です。





















