
こんにちは。2026年7月に自己最高の世界5位まで上がったオーストラリアのアレックス・デミノー選手。本記事では、基本プロフィール、プレースタイル、主な戦績、使用しているラケットやシューズを紹介します。
2026年は2月のロッテルダムで優勝し、7月にはイギリスのケイティ・ボールター選手と結婚しました。9月25日からのレーバーカップには、世界選抜の一員として3度目の出場です。
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アレックス・デミノー選手の3行まとめ
- 自己最高5位(2026年7月)/ツアー11勝
- 四大大会ベスト8が7回/レーバーカップはシングルス無敗
- ラケットはウイルソン ULTRA 99 PRO V5、シューズとウェアもウイルソン
アレックス・デミノーのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | アレックス・デミノー(Alex de Minaur) |
| 生年月日 | 1999年2月17日(27歳) |
| 出身 | オーストラリア・シドニー |
| 身長 | 183cm |
| 利き手 | 右利き・両手バックハンド |
| プロ転向 | 2015年 |
| コーチ | アドルフォ・グティエレス、マット・リード |
| 世界ランキング | 9位(2026年9月21日時点) |
| 自己最高 | 5位(2026年7月) |
父のアニバルさんはウルグアイ人、母のエステルさんはスペイン人です。シドニーで生まれ、5歳のときにスペインのアリカンテへ移り、スペインとオーストラリアを行き来して育ちました。今もアリカンテを練習の拠点にしていて、英語・スペイン語・フランス語を話します。
コーチのグティエレスさんは、ジュニア時代から指導を続けています。元世界1位のレイトン・ヒューイットさんはメンターで、フェデラーさんと並んで子どものころの憧れの選手でした。愛称は「デーモン(Demon)」です。
プレースタイルは足の速さとカウンターを軸にしたストローク
最大の武器は足の速さです。相手の強打にも追いつき、低く速いフラットなボールで打ち返して、攻めていた相手を逆に追い込みます。得意なショットはバックハンドで、好きなサーフェスは芝です。
2025年夏にラケットを替えたときのインタビューでは、「少しパワーのある新しいラケット。ときどきもう少しパワーが欲しくなる」と話していました。サーブや強打で一気に決めるタイプではなく、ラリーの中で相手のミスや甘い球を引き出して勝つ選手です。
主な戦績|四大大会ベスト8が7回
2018年にATPの最優秀新人に選ばれ、翌2019年1月に地元のシドニー(ATP250)でツアー初優勝しました。当時は21歳以下の選手が出場したネクストジェン・ATPファイナルズでは、2018年と2019年に2年続けて準優勝しています。
四大大会では、ベスト8に7回進んでいます。
| 年 | 大会 |
|---|---|
| 2020年 | 全米オープン |
| 2024年 | 全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン |
| 2025年 | 全豪オープン、全米オープン |
| 2026年 | 全豪オープン |
2024年のウィンブルドンでは、4回戦でフィス選手を破って準々決勝に進みましたが、その試合の終盤に右の股関節を痛め、ジョコビッチ選手との準々決勝を前に棄権しました。この年に初めてトップ10に入り、11月にはATPファイナルズにも初出場しています。
2025年のATPファイナルズでは、フリッツ選手を7-6(3), 6-3で破って大会初勝利を挙げ、ベスト4に進みました。マスターズ1000では、2023年のトロントで決勝に進んでいます(シナー選手に4-6, 1-6で敗戦)。
ツアー通算11勝のうち、ATP500のタイトルは2023年と2024年のアカプルコ、2025年のワシントン、2026年のロッテルダムの4つです。
2026年はロッテルダムで優勝し、自己最高の世界5位に浮上
1月の全豪オープンでは、4回戦でブブリク選手を6-4, 6-1, 6-1で破って2年連続のベスト8に進みましたが、準々決勝でアルカラス選手に5-7, 2-6, 1-6で敗れました。
2月のロッテルダム(ATP500)では、決勝でオジェ=アリアシム選手を6-3, 6-2で破って優勝しました。2024年と2025年は決勝で敗れていて、3年続けて進んだ決勝で初めてタイトルを取っています。
6月のスヘルトーヘンボス(ATP250)で準優勝し、ウィンブルドンでは4回戦でコボッリ選手に敗れました。大会後の7月13日付で自己最高の世界5位に上がり、オーストラリアの男子では7人目のトップ5入りとなりました。
全米オープンは第6シードで出場しましたが、2回戦でファン・デ・ザンツフープ選手に4-6, 5-7, 2-6で敗れています。9月21日付の世界ランキングは9位です。
レーバーカップはシングルス無敗
レーバーカップには2022年と2025年に出場し、どちらも世界選抜の優勝に貢献しました。シングルスではまだ負けていません。
初出場の2022年はロンドンの大会で、マリーさんに第1セットを取られたものの逆転で勝ちました。2025年のサンフランシスコでは、ズベレフ選手とメンシク選手に勝っています。
2026年の大会は9月25日からロンドンで行われ、3度目の出場になります。
日本とのつながり|2023年のジャパンオープンでベスト8
ジャパンオープンには2018年から4回出場していて、最高成績は2023年のベスト8です。
| 年 | 成績 |
|---|---|
| 2018年 | 2回戦 |
| 2019年 | 1回戦 |
| 2022年 | 1回戦 |
| 2023年 | ベスト8 |
2023年は1回戦でドレイパー選手にフルセットで勝ち、2回戦でシュワルツマン選手を破って準々決勝に進みましたが、カラツェフ選手に敗れました。2026年の大会にはエントリーしていません。
日本の選手とは、2019年の全米オープン3回戦で錦織圭選手を6-2, 6-4, 2-6, 6-3で破っています。2025年の全米オープンでは、2回戦で望月慎太郎選手を6-2, 6-4, 6-2で破りました。
2026年7月にケイティ・ボールター選手と結婚
妻はイギリスのケイティ・ボールター選手です。2021年3月に交際を公表し、2024年12月に婚約を発表しました。
2026年7月には、イタリアのトスカーナで家族や友人に囲まれて結婚式を挙げています。
使用ラケットはウイルソン ULTRA 99 PRO V5
デミノー選手は長くウイルソンのブレード98を使ってきましたが、2025年のウィンブルドンのあとにULTRA 99 PRO V5へ替えました。替えて最初の大会だったワシントン(ATP500)でいきなり優勝し、「ラケットのおかげ。僕じゃないよ!」と冗談を言っています。
ULTRA 99 PRO V5のスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| フェイス面積 | 99平方インチ |
| 重量 | 305g |
| バランス | 325mm |
| 長さ | 27インチ |
| フレーム厚 | 22.0-24.0-21.0mm |
| ストリングパターン | 16×18 |
ULTRAはウイルソンのパワー系のシリーズで、99 PROはその中の競技モデルです。試合で使っている個体は、ウイルソンの旧モデルSteam 99の型をベースにしたプロストックとされています。
ストリングはナチュラルガットと4G ラフのハイブリッド
ストリングは縦にナチュラルガット、横にルキシロンの4G ラフを張ったハイブリッドです。ハイブリッドにすることで、ナチュラルガットの柔らかい打球感と、ポリの4G ラフのスピンのかかりやすさの良いとこどりができます。
以前は4G ラフだけを張っていましたが、2023年に縦をナチュラルガットに替えました。
同じULTRAシリーズは、ティエン選手や錦織選手も使っています。ウイルソンを使うほかの選手は、シリーズ別にまとめた記事で紹介しています。
シューズはウイルソンのラッシュ ツアー5
2026年からは、ウェアとシューズの契約もアシックスからウイルソンに替わりました。本人は「覚えている限り、ウイルソンはずっと僕のテニスの一部だった。頭から足まで代表できるのは特別な気持ち」と話しています。
シューズはラッシュ ツアー5です。
まとめ
- アレックス・デミノー選手は1999年生まれ、オーストラリアの27歳です。父はウルグアイ人、母はスペイン人で、スペインのアリカンテで育ちました。
- 四大大会ではベスト8に7回進んでいます。
- ツアー11勝。2026年はロッテルダムで優勝し、7月に自己最高の世界5位に上がりました。
- 2026年7月にケイティ・ボールター選手と結婚しました。
- 使用ラケットはウイルソン ULTRA 99 PRO V5、ストリングはナチュラルガットと4G ラフのハイブリッドです。
レーバーカップでシングルスの無敗をどこまで伸ばせるか注目です。

















