ホルガ・ルーネ|アキレス腱断裂から復帰・元世界4位・使用ラケット

こんにちは。2022年のパリ・マスターズでジョコビッチ選手を破って優勝した元世界4位、ホルガ・ルーネ選手。本記事では、基本プロフィール、アキレス腱のケガからの復帰、主な戦績、プレースタイル、使用しているラケットやシューズを紹介します。

2025年10月にアキレス腱を断裂し、2026年9月のデビスカップで335日ぶりに復帰しました。9月30日から始まるジャパンオープン2026にも出場予定です。

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ホルガ・ルーネ選手の3行まとめ

  • 2025年10月にアキレス腱を断裂し、2026年9月のデビスカップで復帰
  • ツアー5勝/2022年パリ・マスターズ優勝/自己最高4位(2023年8月)
  • ラケットはバボラからウイルソン DEFYER 98 PROへ、シューズとウェアはナイキ

ホルガ・ルーネのプロフィール

項目 内容
名前 ホルガ・ルーネ(Holger Rune)
生年月日 2003年4月29日(23歳)
出身 デンマーク・ゲントフテ
身長 188cm
利き手 右利き・両手バックハンド
プロ転向 2020年
世界ランキング 142位(2026年9月21日時点)
自己最高 4位(2023年8月21日)

ジュニア時代から注目を集めた選手で、2019年に全仏オープンのジュニア男子シングルスで優勝し、同じ年にジュニアの世界1位になりました。

母のアネケさんは、ジュニア時代からキャリアを支えてきた存在です。復帰戦のあとには「彼はテニスコートの上でこそ自分らしくいられる」と話しています。

アキレス腱断裂から335日ぶりに復帰

ケガをしたのは2025年10月のストックホルム(ATP250)です。準決勝のアンベール選手戦で、第2セットの途中で棄権しました。診断はアキレス腱の断裂で、そのままシーズンを終えています。

ケガから1年近くリハビリが続き、ランキングはトップ100から外れ、9月21日付では142位です。

復帰の舞台は、地元デンマークで行われた9月のデビスカップのブルガリア戦です。9月18日にラドゥロフ選手を6-3, 6-3で破り、335日ぶりの公式戦で白星を挙げました。試合前には「試合のプレッシャーが恋しかった」と話しています。

続く試合では、元世界3位のディミトロフ選手に3-6, 6-3, 7-6(4)で逆転勝ち。試合後のインタビューでこう話しています。

今週ディミトロフに勝てたなんて信じられません。体の反応にもテニスのレベルにも、いい意味で驚いています。

2026年はツアー大会にまだ出ていないので、ジャパンオープンに出場すれば、ケガのあと初めてのツアー大会になります。

主な戦績|19歳でパリ・マスターズ優勝

ツアー初優勝は2022年5月のミュンヘン(ATP250)です。この年は全仏オープンでベスト8に入り、10月にはストックホルム(ATP250)でチチパス選手を6-4, 6-4で下して2勝目を挙げました。

そして11月のパリ・マスターズで、マスターズ1000初優勝を果たします。フルカチ選手、ルブレフ選手、アルカラス選手(途中棄権)、オジェ=アリアシム選手、そして決勝の前回王者ジョコビッチ選手と、2回戦から決勝まで当時トップ10の選手を5人続けて破りました。決勝は3-6, 6-3, 7-5の逆転勝ちです。19歳での優勝でした。

2023年は4月にミュンヘンで連覇し、モンテカルロとローマ(ともにマスターズ1000)で準優勝。全仏オープンとウィンブルドンでベスト8に入り、8月21日付で自己最高の世界4位に上がりました。年末にはATPファイナルズにも出場しています。

2025年は3月のインディアンウェルズ(マスターズ1000)で準優勝し、4月のバルセロナ(ATP500)では決勝でアルカラス選手を7-6(6), 6-2で破って5勝目を挙げました。

プレースタイル|両手バックハンドとリターンを武器にした攻撃的なストローク

ルーネ選手はフォア・バックの両サイドから積極的に攻めるストローカーです。両手バックハンドのクロスで安定して打ち合い、フォアの逆クロスでも相手を動かしていきます。

特に注目したいのがリターンです。前に入って積極的に打ち返し、相手のサービスゲームでも自分から主導権を握りにいきます。ラリーに持ち込んでから攻めるだけでなく、リターンの段階から相手にプレッシャーをかけられる選手です。

2025年に有明で実際に観戦したときも、リターンのうまさがとても印象に残りました。

ストロークで強打するだけでなく、ドロップショットやネットプレーも使います。守備でもよく動き、追い込まれたところからカウンターを決められるのも持ち味です。

日本とのつながり|2024年のジャパンオープンで錦織選手に逆転勝ち

ジャパンオープンには2024年と2025年に出場しています。

2024年は1回戦でタビロ選手、2回戦で西岡良仁選手を6-2, 6-4で破り、準々決勝では錦織圭選手と対戦しました。第1セットを落とし、マッチポイントも握られましたが、しのいで3-6, 6-2, 7-5で逆転勝ちしました。準決勝では、この大会で優勝するフィス選手に6-7(8), 6-7(10)で敗れてベスト4でした。

2025年もベスト8に入り、準々決勝でブルックスビー選手に3-6, 3-6で敗れました。

2026年は錦織選手にとって現役最後のジャパンオープンです。有明で2年前の再戦が見られるかにも注目です。

使用ラケットはウイルソン DEFYER 98 PRO

ルーネ選手は長くバボラのラケットを使ってきました。ケガをする前はPURE AERO 98です。

リハビリ中の2026年にウイルソンへ移り、現在はDEFYER 98 PRO(ディファイア 98 プロ)を使っています。発売前のプロトタイプの段階から試していたモデルで、ウイルソンの発表ではこう話しています。

ウイルソンとのプレイテストを始めたとき、一瞬でこのラケットに引き込まれました。彼らは私の怪我からの復帰も全面的にサポートしてくれました。このDEFYERとともにコートに立ち、ツアーで戦うのが待ちきれません。

DEFYER 98 PROのスペック

項目 スペック
フェイス面積 98平方インチ
重量 305g
バランス 315mm
長さ 27インチ
フレーム厚 22.0-23.5-22.0mm
ストリングパターン 16×20

ウイルソンの中では、パワーのULTRA、コントロールと球持ちのBLADEに対して、DEFYERはスピンとパワー、ボールをつかむ感触を重視したシリーズです。フェイス側をしなりやすく、スロート側を硬くする「Si3D」を採用しています。

シリーズの中で98 PROはコントロールを重視する競技モデルです。100平方インチ・300gのDEFYER 100よりフェイスが小さく、ストリングパターンも一般的な16×19に対して16×20と横糸が1本多くなっています。

スピンをかけながら、コースもしっかり狙って打ちたい方にピッタリです。

もう少しパワーが欲しい方には、100平方インチのDEFYER 100も一度試しても良いと思います。

このほかに、軽さを重視した100Lや100ULも展開されています。

同じDEFYERシリーズは、ハチャノフ選手も使っています。

シューズとウェアはナイキ

シューズとウェアはナイキです。2025年シーズンには新作のZoom Vapor 12(ズーム ヴェイパー 12)も試しましたが、長く履いてきた初代のAir Zoom Vapor Pro(エア ズーム ヴェイパー プロ)に戻してプレーしていました。

初代のAir Zoom Vapor Proは旧モデルのため、現在は新品の取り扱いが少なくなっています。

入手しやすいモデルを探している方は、ルーネ選手が2025年に試していたZoom Vapor 12もチェックしてみてください。

まとめ

  • ホルガ・ルーネ選手は2003年生まれ、デンマークの23歳です。
  • 2022年のパリ・マスターズでジョコビッチ選手を破って優勝し、2023年に自己最高の世界4位になりました。
  • 2025年10月にアキレス腱を断裂し、2026年9月のデビスカップで335日ぶりに復帰しました。
  • 2024年のジャパンオープンでは錦織選手を破ってベスト4に入っています。
  • 使用ラケットはウイルソン DEFYER 98 PRO、シューズとウェアはナイキです。

元世界4位がどこまで戻ってくるのか、有明での復帰戦が楽しみです。

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